プロジェクト組織とは?組織の特徴や役割について解説
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「プロジェクト組織とはどのような組織のことを指すのだろうか」
「プロジェクト組織にはどのような成果が期待できるの」
と気になりませんか。
プロジェクト組織は柔軟に仕事に対して対応できるという大きなメリットがあります。
この記事を読めば、プロジェクト組織について理解することができます。
プロジェクト組織について気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さい。
目次
プロジェクト組織とは?特徴を解説
プロジェクト組織とは、仕事ごとにプロジェクトが招集される組織のことを指します。
システム会社などでは様々なプロジェクトが存在しており、仕事の種類ごとにチームが組まれることが多いです。
プロジェクト組織では単位ごとにプロジェクトマネージャーが設置され、責任者が明確であり、仕事の遂行が早くなります。
プロジェクト単位で仕事をするため顧客からの要望にも柔軟に答えられるということになります。
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プロジェクト組織の役割
プロジェクト組織の役割は、顧客の要望に柔軟に答えられるように素早く柔軟に仕事を進めることです。
プロジェクト組織は他の組織とは異なり、意思決定の早さに利点があるためです。
従来の組織では出来ないような仕事の進め方をすることができます。
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プロジェクト組織と他の組織2タイプ
「プロジェクト組織の他にはどのような組織があるのだろうか」と気になりませんか。
プロジェクト組織の他には以下のような組織があります。
・マトリクス組織
・機能型組織
それぞれについて解説します。
マトリクス組織
マトリクス組織とは従業員が2つ以上の組織に身を置く体制のことを指します。
従来は特定の部署に身を置く組織編成が一般的でしたが、マトリクス組織では従業員が組織と職能に加えて製品別事業部などの単位に所属することになります。
指揮命令系統が複数あることでより適切な仕事を推進できる状態になることがマトリクス組織の利点です。
機能型組織
機能型組織とは、部署ごとに専門的な仕事をこなす専用の部署を作ることを指します。
例えば決算業務は経理部が行うといったような仕事の分け方をします。
効率的な経営が可能となります。
プロジェクト組織のメリット3つ
「プロジェクト組織にはどのようなメリットがあるのだろうか」
と気になりませんか。
プロジェクト組織のメリットは以下の通りです。
・特定の仕事の速度が早くなる
・業務効率化がなされる
・柔軟にお客様に対応できる
それぞれについて解説します。
特定の仕事の速度が早くなる
プロジェクト組織のメリットは特定の仕事スピードが上がることにあります。
なぜなら、仕事ごとにプロジェクトを組み、責任をもって仕事を進めることができるためです。
顧客からの細かな要件変更にも柔軟に対応することができます。
業務効率化がなされる
プロジェクト組織を結成することによって業務効率化がなされます。
なぜなら、プロジェクト組織では仕事ごとにチームを編成するためです。
特定の仕事のために結成されたチームが責任をもって仕事を最後まで進めることになり、業務効率化がなされます。
柔軟にお客様に対応できる
プロジェクト組織ではお客様からの注文に柔軟な対応が可能です。
なぜなら、プロジェクト組織では基本的にクライアントごとにチーム編成を行うためです。
お客様特化のチームを組んで仕事に挑むため、お客様からの要望に応えやすくなります。
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プロジェクト組織のデメリット3つ
「プロジェクト組織のデメリットはどのようなものなのだろうか」
と気になりませんか。
プロジェクト組織のデメリットは以下の通りです。
・プロジェクト解散後のメンバー処遇が難しい
・元の在籍部署と疎遠になる
・人選に大きな労力を割くことになる
それぞれについて解説します。
プロジェクト解散後のメンバー処遇が難しい
プロジェクト組織のデメリットとして、プロジェクト解散後のメンバー処遇が難しいというデメリットがあります。
ほとんどのケースで参加メンバーの評価が、とてつもなく高い評価となるか低い評価となります。
そのため、難しい仕事に率先して参加したメンバーが高い評価を受ければ良いが悪ければ大きな不満が残る傾向にあります。
重要なことはプロジェクトの成否よりも参加してくれた個々のメンバーの心情を汲み取ることです。
せっかく難しい仕事に志願したにも関わらず、低い処遇では納得されません。
新規プロジェクト参加が大きくキャリアにとってプラスになるような評価体制を整えましょう。
元の在籍部署と疎遠になる
プロジェクト組織解散後に元の組織にメンバーは帰ることになります。
いずれ帰るのは自分の元々在籍していた部署ですが、距離が離れた結果、あとで孤立しやすい傾向にあります。
なぜなら、プロジェクト組織で活躍していた期間、元の部署のメンバーは通常の仕事をしているためです。
話なども合わず、在籍元の部署と人間関係が良くなければ帰った後に苦労することになります。
大きく出世して役員などに昇格できていれば帰らないケースもありますが、レアケースであるといえます。
人選に大きな労力を割くことになる
プロジェクト組織においては、人選に大きな労力を割くことになります。
なぜなら、優秀な人を抜擢したい一方で、その人がいないと回らないと思いこまれているような部署から優秀な人を引き抜くことは難しく、結局無難な人選に終わることもあり得るためです。
また、プロジェクトのために無理をして優秀な人材を引き抜いたとしても、部署への影響を考えると難しいということもあります。
部署への影響を配慮しつつ優秀な人材をアサインすることは多くの困難が伴います。
プロジェクト組織を推進し、良い成果を生み出そう
プロジェクト組織を推進し、良い結果を生み出しましょう。
プロジェクト組織には従来の日本企業が苦手としていた部分を打ち消せる要素がたくさん含まれているためです。
プロジェクト単位で組織編成を行い、責任者を配置する仕組みならば、スピード感をもって仕事を進めることができます。
プロジェクト組織を活用し、良い成果を生み出しましょう。
まとめ
今回は、プロジェクト組織について解説させて頂きました。
プロジェクト組織は仕事ごとに組織を編成し、責任者を設置し、お客様の細かいニーズに対応できるような組織のことを指します。
プロジェクト組織のメリットとして、プロジェクト組織では従来の機能別組織とは異なり、素早くプロジェクト単位で決断が下せるため効率的な運営がなされる点にあります。
決済のために大きな時間を割くことがなくなることや、プロジェクトリーダーが責任感を持って仕事をすることが可能な点もあります。
プロジェクト組織のデメリットはチーム編成の難しさにあります。
チームを編成するにあたって、優秀な人材をプロジェクトにアサシンしようとすると元の在籍部署に大きな影響が出ます。
また、プロジェクトが終わり元の部署に復帰するときにも、スムーズに復帰できないことが多々あります。
このようにメリットデメリットがあるプロジェクト組織ですが、お客様のニーズに対応し、会社としての評価を底上げしたいという企業にはとてもマッチしています。
プロジェクト組織で柔軟かつ素早い仕事を実現しましょう。
「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。