社内コンプライアンスとは?コンプライアンス教育に使えるWebアンケートをご紹介
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「コンプライアンス」とは、広義には企業が法律や社会の基本ルールに従って活動することを指します。
今日では、CSR(企業の社会的責任)とともに非常に重要視されている概念です。
そして社内コンプライアンスとは、企業において全社員が、企業内のルールやリスク回避の規定についてコンプライアンスの意識をもって行動することを指します。
従業員の多い企業では、社内コンプライアンス教育の実施にコストがかかります。
今回は社内コンプライアンス教育を進めるための、Webアンケートを利用した効率的なコンプライアンスの実施方法をご紹介します。
社内コンプライアンスを進める上での注意点
社内コンプライアンスは、全社で取り組むべき課題です。
全社員、全役員が参加することが大切になります。
また、コンプライアンス教育はただ実行すればいいものではありません。
最終的な目標は、全社員が企業の掲げる理想的な姿勢・考えを持つようになることです。
そのため、実際の教育成果を確認する必要があります。
社内コンプライアンスに関する社員への教育は、複数回にわたって行うべきです。
新入社員に対して実施することはもちろん、社会や世間の価値観の変化にも対応する必要があります。
そのため、コンプライアンス教育は定期的に行う必要があります。
社内コンプライアンスを実施する上での課題は、以下のようになります。
・全員が参加できる環境をつくること
・教育の効果を確認すること
・教育の方法を改善していくこと
・継続して教育を行うこと
- 〇組織診断を軸に改善サイクルを構造化して提供
- 〇組織の課題を把握しやすい診断レポート
- 〇全社集計のほかセグメント別結果、設問別結果も可視化
- 〇アンケートはURLを送るだけで手間いらず!
Webアンケートシステムの導入
上記のような課題をクリアし、効率的に社内コンプライアンス教育を行うために、Webアンケートシステムを導入する企業があります。
Webアンケートを実施する際は、企業がすでに所有しているパソコンなどのIT資産を用いるため、コスト面でも大きな負担はかかりません。
Webアンケートシステムの使い方はさまざまです。
例えば、教育用のコンテンツを作成して配信することも一つの方法です。
Webシステム上の教育用コンテンツを閲覧した社員が「既読」等のボタンを押すことにより、対象者の閲覧状況を容易に確認することができます。
また、未読の人に回答を促す作業も行いやすくなります。
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Webアンケートの効果
社員から集めた意見は、その一つ一つが次回の教育をどのように改善するべきか考えるための大切な判断材料です。
アンケートを行う際は、出来る限り全社員から回答を回収するように心がけましょう。
また、アンケートを設問形式にして、コンプライアンス教育の理解度を確かめるテストを実施することもできます。
個人別の理解度チェックにもなるため、点数の低い人には個別に追加のコンプライアンス教育を実施するなどのフォローも可能になります。
加えて、Webアンケートは各社員が直接回答することになります。
そのため、コンプライアンスの講演を聴くなどの方法よりも、教育に「自発的に参加している」という意識が大きくなります。
また、理解度チェックの集計結果をグラフ化して公開することにより、社員自身がどの理解レベルにいるのかを一目で確認することも可能です。
自分の社内コンプライアンス理解度を知ることは、学習意欲を刺激する効果も期待できます。
おわりに
社内コンプライアンスの実施は重要な課題であるため、教育を効果的・効率的に進めることが全企業にとって急務となっています。
既存のIT資産を生かしたWebアンケートを用いて社内コンプライアンスを実施することには多くの利点があります。
コンプライアンス教育にかかるコストや時間を節約するためにも、Webアンケートの導入を検討してみましょう。
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