人事評価システム「CBASE」はこちら
コラム
カテゴリ

スキルマップとは?スキルマップを活用して会社全体を活性化させよう

2022.05.10 その他

⇒【マンガでわかる】「360度評価」のメリットやデメリット、失敗しないための導入方法が詳しく学べる資料を1分でダウンロード

「スキルマップとはどのようなものなのだろうか」
「スキルマップを使うことでどのようなメリットがあるの」
と気になっていませんか。
スキルマップを活用することによって人材の適正配置や人材育成などを促進することが可能です。
この記事を読めば、スキルマップについて理解することができます。
スキルマップについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さい。

スキルマップとは

スキルマップとは、社員個人の持つ職歴や学歴といった経歴から社員個人のスキルを特定するための資料のことを指します。
スキルマップは一覧表形式となっていることが多いです。
また、スキルマップの呼び方には様々な呼び方があり、力量表や技能マップなどの呼び方があります。
社員が持っているスキルを可視化するために重要な資料です。

【CBASE 360° なら、担当者の負担になっていた360度評価運用の課題をすべて解決】
自社の課題に合わせたカスタムオーダーに対応することで、
高い回答回収率、自動グラフ化機能による課題解決への即効性が期待できます。
  • 目的に合わせたセミオーダーメイド設計
  • 専任スタッフのサポートでとにかくカンタン手間いらず!
  • 企業の持続的成長を目的とした改善サイクルを実現

⇒「CBASE 360°」の詳細を見る

スキルマップの重要性

「なぜスキルマップが重要なのだろうか」と気になりませんか。
スキルマップが重要だと言われているのは、以下のような時代背景があります。
・専門性の強化が重要な時代
・成果主義へ本格的に移行するために必要
それぞれについて解説します。

専門性の強化が重要な時代

スキルマップの重要性として、専門性強化が重要な時代になったという理由があります。
なぜなら、専門性の高い人材を重視する企業が増加したためです。
これまでの企業は総合職型の人材育成を推進してきたため、専門性の高い人材を育ててきませんでした。
その結果、業務の難易度が高度化・複雑化していき、それに対応できる人材が十分ではない状態の企業が増えています。
またDX化の推進を企業が積極的に行った結果、デジタル人材は奪い合いの状態です
高い専門性を兼ね備えた人材の確保と育成のため、スキルマップが重要です。

成果主義へ本格的に移行するために必要

企業がこれまでの年功序列的な制度を廃止して成果主義へ移行するにあたっては、スキルマップが重要となります。
なぜなら、成果主義では特定の部署にスキルの高い人材が在籍することが前提となるためです。
専門業務を行う部署に専門性の高い人材を配置することで難易度の高い仕事を消化して収益アップを企業は狙えます。
また社員個人の評価も同時に上昇し良い待遇を得ることが可能になります。

⇒初めての360度評価導入でも安心!専任担当のサポートでカンタン導入・運用~改善も手間いらず。

スキルマップを作成するメリット

「スキルマップを作成するメリットはどのようなものなのだろうか」と気になりませんか。
スキルマップを作成するメリットとして、以下があります。
・適切な人員配置が可能
・適切な人材育成が可能
・効率的なスキルアップを実践できる
それぞれについて解説します。

適切な人員配置が可能

スキルマップを作成し活用することで、適切な人員配置が可能となります。
なぜなら、スキルマップでどのような人材がどの部署に配置されるべきなのかを理解することができるためです。
例えば現在は営業部に在籍している社員について過去に経理部に在籍していた経緯があるなど、過去の仕事を知ることができれば新しく配置することが可能になります。

適切な人材育成が可能

スキルマップを作成することで、適切な人材育成が可能となります。
なぜなら、スキルマップを活用することで、どの人材がどのようなスキルを身に着けるべきなのかが分かるためです。
例えば、現在は営業の職種についており営業職の経験しかない社員に対して、将来はIT系の事業を仕切ってほしいと考えている場合、外部研修に参加させることや人事異動で新しいスキルを身に着けられるように人材育成計画を立てることが可能です。
スキルマップは妥当な人材育成計画を立てることに寄与します。

効率的なスキルアップを実践できる

スキルマップを作成することで、効率的なスキルアップを実践できます。
なぜなら、スキルマップを作成することによって、どのようなスキルが人材に不足しているかを確認できるためです。
例えば、営業職から経理の人材を異動させたいと考えている場合、先んじて経理の勉強を指示することが可能です。
効率的に人材育成を実践することが可能です。

スキルマップを作成するデメリット

「スキルマップを作成するデメリットはどのようなものだろうか」と気になりませんか。
スキルマップを作成するデメリットは以下の通りです。
・思い切ったローテーションの際に判断材料にならない
・成果主義運用に適用しづらい
それぞれについて解説します。

思い切ったローテーションの際に判断材料にならない

思い切ったローテーションの際にスキルマップは判断材料にならない可能性があります。
なぜなら、思い切った人材のローテーションでは経営陣の意図や人材の特性などが優先されるためです。
経歴やスキルを超えたローテーション時には情報があることで却ってスピード感が落ちます。

成果主義運用に適用し辛い

スキルマップを作成することで成果主義運用に完全に適用できないというケースも出てきます。
なぜなら、これまで総合職型で育成を企業が行ってきたため、必ず適合できない社員が出てくるためです。
スキルを育ててこなかった企業側に責任もあり、完全な成果主義に移行するまでには時間がかかります。

⇒CBASE 360°で自社の人事課題を解決する

スキルマップを運用するコツ

スキルマップを運用するコツとして、企業がどのような人材を育てていくのかを企業理念や行動指針などで示していく必要性があります。
なぜなら、会社全体としてどのような人材の活用方法を考えているのかという指針がなければ、全く制度が機能しないためです。
どのような事業を進めたいから特定のスキルのある人材を採用する、育成するといった観点が重要となります。

スキルマップの企業事例

「スキルマップを活用している企業にはどのような企業があるのだろうか」と気になりませんか。
スキルマップを活用している企業として、以下の企業があります。
・トヨタ自動車
・星野リゾート
それぞれについて解説します。

トヨタ自動車

トヨタ自動車ではスキルマップを活用し、多能工と呼ばれる社員の育成を行っています。
多能工とは特定の1つの工程で熟達した技能者ではなく、様々な工程の作業を行うことができる社員のことです。
例えば自動車の組付けの技術だけではなく鋳造や研磨など、様々な技術を身に着けた多能工がいればそれだけ企業はたくさんの製品を臨機応変に作り出すことが可能です。
スキルマップを用いてどのような仕事ができる社員がいるのかをトヨタ自動車はしっかりと把握しているということです。

星野リゾート

星野リゾートの人材の強みは社員が1人でいくつもの仕事を行う能力を持っているという点にあります。
1人が様々な仕事をこなすことで効率よく業務を推進できる点はトヨタ自動車の多能工との共通点があります。
朝食の準備からフロント業務、客室清掃までを星野リゾートの社員は行えます。

⇒万全のセキュリティ・専任担当者の徹底サポートで担当者の負担軽減!年間80万人以上が利用、顧客満足度91.1%の「CBASE 360°」

まとめ

今回は、スキルマップについて解説させて頂きました。
特に本文中でも解説させて頂いた「スキルマップがあることで社員の成長を促し、効率的にスキルアップが目指せる点」に注目してください。
また、1人の社員が複数のスキルを身に着けることによって効率的に業務を行えるようになると言ったメリットもあります
スキルマップを活用し、効率よく事業を運営しましょう。


  • クラウド型360度評価支援システムなら
    「CBASE 360°」

    360度評価支援システム「CBASE 360°」

  • クラウド型360度評価支援システムなら
    「CBASE 360°」

    ■わかりやすいレポートで自己分析!
    本人評価と他者評価のギャップから、対象者の強みと課題を明確にします。
    ■フィードバック業務の負担も大幅削減!
    自動リマインドで徹底管理!改善計画の確認や振り返りの失念を防止します。

360度評価支援システム「CBASE 360°」

HRコラム編集部

「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。

CBASEサービスに関するお役立ち資料・
お問い合わせはこちら
お問い合わせ
CBASEサービス導入をご検討、
ご質問のある方

お問い合わせする

お見積もり
実際にCBASEサービスを
利用してみたい方

お見積もりのご依頼

お電話でのお問い合わせ
03-5315-44779:00-18:00(土日祝を除く)