【人事制度改革】人事評価の再構築と360度評価の組み込み方
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会社を継続して発展させていくためには、人事制度をしっかりと整備することが重要です。
中でも人事評価制度は、経営インフラの基盤ともなる重要な制度です。
しっかりとした人事評価制度がないことは、社員のモチベーションの低下や離職率の上昇につながり、会社の健全な発展は見込めません。
また、年功序列の考え方のみで人事評価を行うことは、若い人材をつなぎとめられないばかりか、賃金コストの負担も大きくなります。
今回は、人事評価制度の再構築におけるポイントと、近年注目を浴びている人事評価制度「360度評価」を導入する場合の注意点をご紹介します。
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人事評価制度の見直しポイント
【1】年功序列を廃止する
人事評価制度を改革する場合は、まず年功序列の考え方を捨てる覚悟が必要です。
年功序列をベースにした制度は若い社員のやる気をそぐだけでなく、高年齢の社員の間にも「やってもやらなくても同じだ」という悪い風潮を生じさせる原因になります。
【2】客観的な評価基準を設定する
人事評価では、評価の基準を明確に設定することも大切です。
具体的で明確な基準がなければ、正確に人材を評価することができません。
評価の基準がずさんなまま改革を進めた場合、評価される社員は納得せず、モチベーションの低下にもつながるでしょう。
【3】考課者を教育する
人を「評価」するためには、スキルが必要です。
人事評価制度を改善していくためには、人材を評価する考課者も訓練を積む必要があります。
考課者は、個人的な人間関係や感情に左右された評価を下してはなりません。
また、事実をもとに、適切な評価をすることが求められます。
【4】社員の理解を得る
社員に対してブラックボックスになっているような制度では、改革をする意味がありません。
事前にしっかりと人事評価制度の再構築の目的と内容を説明し、社員の理解を得る努力が必要です。
社員に納得してもらって初めて、効果のある評価制度を構築できます。
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人事評価に360度評価を導入するときの注意点
人事制度を再構築するための有効な方法として、「360度評価」が注目されています。
360度評価とは、上司からだけでなく同僚、部下、取引先など仕事で関係するさまざまな人から評価を受ける方法で、「多面評価」とも呼ばれています。
日本でも、人事評価制度の改革を目指して360度評価を導入する企業が増えました。
360度評価は、客観的な評価を集めるに効果的な方法です。
しかし、考課者の多くは人事評価の特別な訓練を受けていないため、あいまいな評価が行われる場合もあります。
360度評価を導入する際は、導入目的をしっかり説明し、評価者に対して、客観的な評価を下すよう丁寧に説明や教育を行いましょう。
人事評価制度に360度評価を導入することは、旧態依然とした人事制度を改革する上で非常に効果的な手法です。
しっかりと満遍なく意義や効果を周知することにより、360度評価のポジティブな効果が現れやすくなるでしょう。
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おわりに
人事制度の改革を進めるためには、社員の協力がなによりも重要です。
何も説明することなく、いきなり新制度を進めては、社員間に不安が生じ、新制度への移行もスムーズにいきにくくなるでしょう。
特に、360度評価のような革新的な評価方法を導入する際は、どのように運用するのか、どのようなメリットがあるのか、社員全員に十分理解させる必要があります。
会社を発展させる原動力は社員1人1人の活力です。
社員のモチベーションが上がるような評価方法で、目に見える成果を出していきましょう。
会社の利益に寄与してくれる社員を正しく評価するためにも、正しい過程を踏みながら360度評価を導入することが大切です。
「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。