在宅勤務で育児は本当に可能?従業員満足度調査(ES調査)で実態を把握しよう
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在宅勤務制度を導入したけれど、
「在宅勤務を導入したけれど、子供がいる社員はかえってストレスが増しているようだ」
「在宅勤務なら育児もできるかと思っていたが、予想に反して、社員には不満が溜っているらしい」
など、不満の声を聞きませんか。
育児をしながら在宅で仕事をすることは、実は非常に大変なことです。
仕事に集中しようと考えていても、作業中に子供が部屋に入ってくるなど、集中が妨げられたり、なかなか仕事が進まないこともあるためです。
この記事を読めば、在宅勤務導入後に育児を社員が本当に出来ているのか、制度に満足できているのかどうかについて知る手段として、従業員満足度調査(ES調査)が有効だと理解することができます。
在宅勤務制度を導入したけれど、本当に社員が満足しているのかどうか気になっている方は、ぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
目次
在宅勤務で育児は本当に可能なのか
在宅勤務で育児をすることは、実は非常に難しいといえます。
仕事が思ったように進まないなどの課題があるためです。
保育園や幼稚園といった施設が利用できる場合には、子供が帰ってくるまでの間に仕事を済ませることは可能ですが、施設利用ができない場合、家で仕事をしながら育児をすることは大きなストレスとなります。
在宅勤務で悲鳴を上げる保護者
朝日新聞によると、在宅勤務で仕事をしながら育児をしている保護者が悲鳴を上げていると報道されています。
→参考:朝日新聞デジタル テレワーク、「おうち育児」に悲鳴 工夫できることは?
仕事のオンオフの切り替えが難しいことや、感染症の影響で、保育園・幼稚園・学校が休みになったことで、在宅で育児をすることに疲弊している保護者が多いことが予想されます。
ただ単に在宅勤務を導入しただけでは、仕事と育児を両立することは困難ということです。
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在宅勤務をしながらの育児で直面する問題
「在宅勤務をしながらの育児で直面する問題ってどんなものがあるの」と気になっていませんか。具体的には、以下のような問題があります。
・子供が仕事中に仕事部屋に入ってくる等、仕事に集中できない
・夫婦ともリモートワークの場合、仕事時間の確保に苦労する
・会社とオンラインで打ち合わせ等を行っている場合、子供の声などに気をつかう
それぞれについて解説します。
子供が仕事中に仕事部屋に入ってくる等、仕事に集中できない
在宅で仕事をしている際、子供が仕事中に部屋に入ってくることもあります。
集中力が出てきたときに子供に部屋に入られると、一気に効率が落ちます。
精神的にも余裕がなくなります。
夫婦ともリモートワークの場合、仕事時間の確保に苦労する
夫婦ともにリモートワークの場合、仕事時間の確保に苦労する可能性があります。
子供が家にいる場合、どちらかが育児をする必要性があるためです。
会社からのミーティング時間が夫婦で同じ時間になってしまった場合など、子供を見ることが出来ず、子供を危険な状態に置く可能性もあります。
会社とオンラインで打ち合わせ等を行っている場合、子供の声などに気をつかう
会社とオンラインで打ち合わせ等を行っている場合、子供の声などに気をつかうことになります。
特に小学校低学年以下の子供がいる場合、子供にじっとしていて欲しいと伝えても難しいです。
打ち合わせの最中に子供が部屋に入ってくることもあり、非常にストレスフルな仕事環境となってしまう可能性もあります。
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在宅勤務制度を導入する前に企業側で対策しておくべきこと
「在宅勤務制度を導入する前に、どんな準備が出来るのだろうか」と気になりませんか。
具体的には、以下のような対策を行うことができます。
・打ち合わせの日程には柔軟性を持つ
・本社に報告等の終業時間の報告・仕事成果の連絡を電話ではなくメール等にする
・保育園・幼稚園が預かってくれないケースも想定する
それぞれについて解説します。
打ち合わせの日程には柔軟性を持つ
打ち合わせの日程には柔軟性を持つようにしましょう。
必ず特定の時間で、と指定してしまうと、子供が熱を出したり、夫婦でミーティングが重なってしまった場合、子供を見ることが出来なくなってしまいます。
在宅勤務で社員に育児のストレスを溜めさせるようなことになれば従業員満足度が下がる可能性があります。
本社に報告等の終業時間の報告・仕事成果の連絡を電話ではなくメール等にする
本社に報告等の終業時間の報告・仕事成果の連絡を電話ではなくメール等にするようにしましょう。
指定の時間に終業報告を電話でするのは非常にストレスが溜まる可能性があります。出来るだけ社員の時間を奪わない方法を考えるようにしましょう。
保育園・幼稚園が預かってくれないケースも想定する
在宅勤務では、保育園・幼稚園が子供を預かってくれないケースも想定するようにしましょう。
子供が就業中はいないことを前提にすると、かえって在宅勤務で社員を追い詰める可能性があるためです。
出来るだけ柔軟性のある仕事の進め方を考えましょう。
就業時間に柔軟性を持たせることも大切
在宅勤務を導入するにあたっては、就業時間に柔軟性を持たせることも大切です。
具体的には、以下のような方法があります。
・コアレスフレックスタイムの導入で普段から柔軟な勤務制度を導入
・出社が必要な業務を出来るだけ減らす
それぞれについて解説します。
コアレスフレックスタイムの導入で普段から柔軟な勤務制度を導入
コアレスフレックスタイムの導入で、普段から柔軟な勤務制度を導入するようにしましょう。
コアレスフレックスタイム制度は、フレックスタイム制度のコアタイム(必ず出勤しなくてはならない時間帯)を省いた制度です。
1日のうち、自由な時間に2時間出勤すれば1日勤務した扱いとし、もしも1日の8時間に出勤時間が足りない日があれば月末の給与計算の際、1時間単位の有給休暇から補填します。
2時間出勤さえすれば1日勤務扱いになるため、出勤日に無理をして、特定の時間に出勤しなくてもよいというメリットがあり、在宅勤務と相性が良い制度であるといえます。
出社が必要な業務を出来るだけ減らす
出社が必要な業務を極力、減らすようにしましょう。
せっかく在宅勤務を導入したのに、決裁書にハンコをつくためだけに出勤したのでは何のために在宅勤務を導入したのか分かりません。
ハンコを仮に残すとしても、公的機関に提出する書類以外は、電子印鑑で対応するなどして、出来るだけハンコの必要な書類をなくすようにしましょう。
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ES調査を実施して、従業員満足度を調査しよう!
ES調査を実施して、従業員満足度を調査するようにしましょう。
在宅勤務制度を導入してみたけれど、本当に社員が現在の勤務体制に満足出来ているかどうかなど、調べることで在宅勤務に社員が本当に満足しているかどうか調べることができます。
現状把握を行い、しっかりと在宅勤務制度に活かすようにしましょう。
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