パルスサーベイとは?導入して従業員満足度を向上させよう
⇒組織開発・人材開発・従業員満足度調査に欠かせない組織コンディション調査ツール
「組織診断」の詳細はこちら
「パルスサーベイとは何なのだろうか」
「パルスサーベイとはどんなことを指すのだろうか」
と気になりませんか。
結論から申し上げますと、パルスサーベイは比較的短時間の間に何度も従業員に対して調査を行う手法を指します。
この記事を読むことによってパルスサーベイについて理解することができ、自社で活用する方法について知ることができます。
パルスサーベイについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいってくださいね。
目次
パルスサーベイとは?
パルスサーベイとは従業員満足度調査を短い期間に何度も行う手法のことを指します。
パルスとは日本語訳をすると脈拍のことを指しています。
脈拍を測るように何度も従業員満足度調査を細かく行い企業(組織)と従業員(個人)の健全な関係性を測ることがパルスサーベイの主な目的となっています。
- 〇組織診断を軸に改善サイクルを構造化して提供
- 〇組織の課題を把握しやすい診断レポート
- 〇全社集計のほかセグメント別結果、設問別結果も可視化
- 〇アンケートはURLを送るだけで手間いらず!
パルスサーベイで得られるメリット
「パルスサーベイで得られるメリットは何だろうか」と気になりませんか。
パルスサーベイを行うことによって細かく従業員の状態を把握することができます。
パルスサーベイで得られるメリットとして、以下のメリットがあります。
・素早く従業員満足度を把握できる
・アンケート習慣の定着
・従業員のセルフチェックに役立つ
それぞれについて解説します。
素早く従業員満足度を把握できる
パルスサーベイを行うことによって素早く従業員満足度を把握することができます。
パルスサーベイは短い質問を短期間で行うという特徴があるためです。
短いスパンで従業員満足度を把握し、改善に向けて行動をすることができます。
アンケート習慣の定着
パルスサーベイを行うことによって、アンケート習慣の定着を行うことができます。
パルスサーベイは短い期間の間に何度も設問回答を従業員にお願いすることになるためです。
何度も質問に答えていくうちにアンケートに回答することが習慣化され、結果的には従業員満足度調査に回答することが習慣化されるようになります。
従業員のセルフチェックに役立つ
パルスサーベイを行うことによって従業員のセルフチェックが促されるようになります。
理由として、パルスサーベイは短い期間で回答を従業員が行いフィードバックを行うことになるためです。
細かくフィードバックが行われることによって、従業員が自分自身の仕事中に感じていたことの振り返りを行うことができます。
自分自身の仕事中の状態の振り返りを行うことができるというのは非常に良いですね。
⇒運用ラクラク!専任担当者の徹底サポートで担当者の負担軽減!
年間80万人以上が利用、顧客満足度91.1%の「組織診断」
パルスサーベイで起こるデメリット
「パルスサーベイにはどんなデメリットがあるの」と気になりませんか。
パルスサーベイを行うことによって細かくフィードバックを行うことができるため、従業員に負担が大きくなる可能性があります。
具体的には、以下のようなデメリットがパルスサーベイでは起こる可能性があります。
・回答者への負担が大きい
・短いスパンで成果を出すことが求められる
・形骸化する可能性がある
それぞれについて解説します。
回答者への負担が大きい
パルスサーベイでは回答者への負担が大きくなる可能性があります。
理由として、パルスサーベイでは細かく回答を従業員にお願いすることになるためです。
何度も何度も一定期間内に調査を行うため現場によっては負担感が出てくる可能性があります。
対策としては納期を厳守させるのではなく可能な限り現場の意見を聞いてどれくらいの負荷ならかけても問題ないかなどをヒアリングしておくようにしましょう。
短いスパンで成果を出すことが求められる
パルスサーベイを行うことによって短いスパンで成果を出すことを経営陣に求められる可能性があります。
短いスパンでパルスサーベイは回答を行うことになるため、成果を出すスパンも短くするように求められる可能性があるためです。
対応策としては即座に対応できる項目と出来ない項目を予め人事側で把握しておき、経営陣に先に伝えることです。
仮に短いスパンでデータを得ることができたとしてもデータの活用方法によっては短い期間で対策を行えないこともあるためです。
先手を打って経営陣に理解を得られる状況を作っておくようにしましょう。
形骸化する可能性がある
パルスサーベイは短い期間で回答を求める調査手法となっているため、形骸化するリスクがあります。
短い期間で何度も回答を求めてしまうと、回答する側も質問を吟味する時間がなく早く返答することだけを目的としてしまう可能性があるためです。
出来る限り回答をしやすいように設問を工夫することと、回答スパンが短くなりすぎないように現場と調整することが大切です。
パルスサーベイの活用方法と活用シーン
「パルスサーベイを活用するのはどんなシーンなのかな」と気になりませんか。
具体的には、以下のようなシーンで役立ちます。
・新規で人を採用したとき
・人事制度の刷新時
・人事異動時のフォロー
それぞれについて解説します。
新規で人を採用したとき
パルスサーベイが有効な場面としては、新規で人を採用した時に役立ちます。
理由として、新入社員は新しい環境に慣れるまではストレスを抱えやすいためです。
パルスサーベイを通して新人がどこに不満を持っているのかなどを知ることができるため離職率改善に役立ちます。
人事制度の刷新時
パルスサーベイは人事制度を刷新したときに非常に役立ちます。
人事制度が変わるということは社員にとっては大きな変化を伴うため、心境の変化などが測りやすくなるためです。
社員が新しい人事制度の満足している点や、納得いかない点などを早期に発見できるため新しい人事制度がうまくいくかどうかを判定しやすくなります。
人事異動時のフォロー
パルスサーベイは人事異動時のフォローを行うことができます。
他の部署への人事異動時には社員は環境の変化などで大きなストレスを抱えやすいためです。
本社から遠方の事業所などに異動してしまうとなかなか情報を得ることが難しくなりますが、パルスサーベイを全社的に実施していればしっかりとフォローすることができます。
⇒「ハーズバーグの動機付け理論」「200社以上の調査導入実績」から構築された診断で
200社以上の導入実績!
まとめ
今回は、パルスサーベイとは何かについて解説させていただきました。
特に本文中でも解説させていただいたパルスサーベイのメリットに注目してみてください。
パルスサーベイを実施することによって社員の情報を細かく把握できるので対策を打ちやすくなります。
パルスサーベイを実施するかどうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
-
「組織診断」で簡単&本格的なエンゲージメント調査!
-
「組織診断」で簡単&本格的なエンゲージメント調査!
■動機付け理論をベースにした設問を提供!
■満足度×重要度で課題の優先順位付けができる!
■組織別のレポート集計で部署や職種単位で課題発見!
「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。