従業員満足度の指標とは?数値化して対処しよう
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「従業員満足度と指標ってどんな関連性があるのだろうか」
「従業員満足度における指標とはどんなものなのだろうか」
と気になりませんか。
結論から申し上げますと、従業員満足度と指標には関連性があり、従業員が自分自身の待遇や仕事環境などにどれくらい満足しているかを計測する基準が指標です。
どれくらい自分自身が会社に満足しているかを指標を活用することによって従業員は知ることができます。
この記事を読めば、従業員満足度における指標について知ることができ、最も良い方法で従業員満足度を計測することができます。
従業員満足度における指標について悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいってください。
目次
従業員満足度と指標とは
従業員満足度と指標とは、従業員が自社の環境にどれだけ満足しているかどうかを知るための基準です。
従業員の就労環境・福利厚生・上司のマネジメントへの満足度など様々な項目があります。
昨今では少子高齢化問題などもあり、就労人口が減っていくことが確実視されている日本では非常に重要な経営指標であるといえます。
また、従業員満足度が高い企業ほど仕事の能率が良く生産性が高いとも言われておりこれからますます注目される指標であるといえます。
従業員満足度の指標1:仕事への満足度
従業員満足度の指標として仕事への満足度があります。
指標の測り方として現在の従業員の職位から考えて妥当な仕事量を測る指標や、仕事を通して成長できているという実感があるかどうかを測る指標などがあります。
また、企業への愛着度を測るものまで様々な形で従業員が本当に仕事に対して満足できているかどうかを測る指標があります。
従業員満足度の指標2:人事制度への満足度
従業員満足度の指標の中で、人事制度への満足度という指標があります。
昨今では従来の勤続年数に応じた給与決定などが見直されており、成果主義の賃金制度に移行している企業もあるため、重要な指標となります。
これまでのように企業に長く勤務していれば待遇が良くなるという状態ではなく仕事の成果によって給与が決定されていくので人事制度への社員の満足度は非常に重要です。
人事制度への満足度が低ければ社員のモチベーションを維持することも難しくなります。
従業員満足度の指標3:経営に対する満足度
経営に対する従業員満足度の指標は重要な指標です。
経営に対する満足度が高いということは、従業員が経営理念をしっかりと理解して満足しているということだからです。
反対に、経営理念に対する理解度が低いと満足度は上がってこないことになります。
経営理念に対する満足度を上げるためにはしっかりと経営理念が浸透するように周知徹底をすることが重要です。
また、従業員がどんな思いで仕事をしているかなどをしっかり把握して経営理念を作成していくことも重要です。
従業員満足度の指標4:上司への満足度
上司への満足度はそのまま上司のマネジメント能力への満足度を表しています。
上司のマネジメント能力が低かったり、部下へのフォローが甘いと満足度が下がる傾向にあるためです。
上司のマネジメント能力をアップさせるような研修や、これからの時代に求められる管理職の能力についてしっかりと管理職に説明するようにしましょう。
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企業が従業員満足度を重視すべき理由
企業が従業員満足度を重視すべき理由として、従業員満足度が低いと従業員の定着率が下がったり、生産性が下がるなど最終的には企業の競争力がなくなってしまう可能性があることが挙げられます。
社員の満足度が低ければそれだけ優秀な人材の流出につながっていくということです。
従業員満足度を向上させるためにはES調査など調査することが大切です。
アンケートなどをしっかりと行わないと従業員の本音がなかなか出てこないためです。
経営者や管理職が部下の本音を聞きたいと考えていてもなかなか部下の立場ではうまく意見を言えないこともあります。
社員が本当に望んでいることを聞き出し従業員満足度を上げていくには調査をしっかりと行う必要性があります。
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従業員満足度を向上させるメリット
従業員満足度を向上させるメリットとして、以下のメリットがあります。
・生産性の向上
・離職率低下
・社内コミュニケーションが円滑になる
・顧客満足度が向上する
それぞれについて解説します。
生産性の向上
従業員満足度を向上させることによって生産性の向上に期待することができます。
従業員満足度が高まれば社員が自発的にもっと会社に対して貢献できることや出来ることはないのかと仕事をレベルアップさせるためです。
社員が会社に対して満足することができるようになれば自然と生産性が高くなります。
離職率低下
従業員満足度が向上することによって、離職率が低下する可能性があります。
理由として、従業員満足度がアップすれば社員が会社に対して忠誠心を持てるようになるためです。
会社のために頑張って仕事をすれば良いことがあると思えるようになれば会社で長く働こうと思ってもらえる可能性が高くなります。
社内コミュニケーションが円滑になる
従業員満足度を向上させることによって社内コミュニケーションが円滑になる可能性があります。
従業員満足度調査の結果から会社が適切な対策をすれば会社内で「あれもやったほうがいい」など意見を出す機会が増えるためです。
意見交換の場が活発化すれば社内でコミュニケーションを取る機会が増え仕事場が活発化します。
顧客満足度が向上する
従業員満足度が向上すると顧客満足度も向上する傾向にあります。
従業員を会社が細かくフォローするようになると、従業員の仕事に対する熱意が向上するためです。
会社がしっかりと従業員を見ていると従業員が感じるようになると、目の前の仕事に真剣になります。
従業員満足度を向上するために重要なこと
「従業員満足度を向上するために重要なことはなんだろうか」と気になりませんか。
具体的には、以下のような取り組みがあります。
・経営理念への共感
・快適で仕事をしやすい職場環境
・仕事のやりがい
それぞれについて解説します。
経営理念への共感
従業員満足度を向上するために重要なこととして、経営理念への共感があります。
従業員が経営理念に対してしっかりと理解し共感することで仕事への取り組み方が分かりやすくなるためです。
仕事の進め方の部分でしっかりとフレームワークがある状態で仕事をすることができれば自然と経営理念への理解が深まります。
快適で仕事をしやすい職場環境
従業員満足度を向上させるためには快適で仕事をしやすい職場環境が重要です。
職場環境に関しては暑い寒いといった環境的な条件だけではなく社員が働きやすい時間帯に出社時間を設定することやリモートワークでフレキシブルな労働環境を実現することも重要です。
従業員が労働時間など様々な条件の中で何に不満を持っているかを知り、対策をするようにしましょう。
仕事のやりがい
従業員満足度を向上するためには仕事へのやりがいを持ってもらうことが重要です。
仕事へのやりがいがなければなかなか仕事に前のめりに慣れないためです。
出来るだけ細かく仕事の評価を行うなどして仕事へのやりがいを見出してもらえるような体制を作るようにしましょう。
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まとめ
今回は、従業員満足度の指標について解説させていただきました。
特に本文中でも解説した従業員満足度の指標は基準であるという部分に注目してください。
従業員満足度の複数ある基準をしっかりと満たすことで従業員満足度の高い組織を実現できるようにしましょう。
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