健康経営に本気で取り組み業績向上と社員の健康状態向上を目指そう!
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健康経営とは何なのだろうか。どのように取り組めば良いのだろうか」
「健康経営に取り組んでみようと思っているがどのように取り組みを行えばよいのか分からない」
と気になりませんか。
健康経営への取り組みには社員の健康状態を改善し、企業の営業収益をアップするという目的があります。
会社が健康経営に取り組んだ結果、社員が長く健康な状態でいることができ、仕事に全力で打ち込めるようになったという状態が到来すれば理想的です。
この記事を読めば、健康経営の取り組みについて理解することができます。
健康経営の取り組みについて気になっている方はぜひ最後まで読んでいって下さい。
目次
健康経営とは
健康経営とは、従業員の健康管理を経営上の課題だと設定し、戦略を立てて改善に取り組む経営戦略のことを指します。
従業員が健康で長い期間高いパフォーマンスを発揮し続けることで経営状態が良くなるため企業が取り組むべき大きな課題であると言えます。
従業員の健康に投資することによって企業はハイパフォーマンスを維持できるということです。
例えば病気がちで欠勤の多い社員が多ければ企業はそれだけ生産性が下がります。
反対に健康で全力で働ける社員が増えれば企業は生産性をアップすることができます。
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健康経営の取り組みが重視される社会的背景
「なぜ健康経営の取り組みが重視されるようになったのだろうか」と気になりませんか。
健康経営の取り組みが重視されるようになった社会的背景については以下の通りです。
・社員の高齢化
・健康保険組合の収益悪化
・長時間労働によるうつ病等精神疾患の増加
それぞれについて解説します。
社員の高齢化
定年年齢が65歳となったことで社員が高齢化しています。
年金支給年齢が高くなるほど会社で働く期間が長くなるため、社員の高齢化問題はこれからの企業の大きな課題となります。
定年まで高いパフォーマンスを発揮してもらうために健康経営の考え方が重要視されるようになりました。
健康保険組合の収益悪化
健康経営を考えていく上で重要なのが健康保険組合の収益の悪化です。
日経新聞では健康保険組合の収益悪化について報じています。
単純に新型コロナウイルスが原因で悪化したように見受けられる報道ですが、これまでも健康保険組合はずっと赤字状態でした。
保険料収入が減る一方で病院にかかる社員はなかなか減らなかったためです。
健康経営に取り組み健康保険組合の収益改善を目指す必要性があります。
長時間労働によるうつ病等精神疾患の増加
企業が健康経営に取り組む背景には、長時間労働によるうつ病等精神疾患の増加があります。
残業時間が長くなればなるほど社員のメンタルヘルスは悪化する傾向にあるためです。
健康経営に取り組み社員が健康な状態で働けることを企業は目指す必要性があります。
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健康経営に取り組むことで得られるメリット
「健康経営に取り組むメリットは何なのだろうか」と気になりませんか。
健康経営に取り組むメリットとして、以下のメリットがあります。
・企業イメージの向上
・労災リスクの軽減
・社員の稼働率向上
それぞれについて解説します。
企業イメージの向上
健康経営に取り組むことによって企業イメージの向上が期待できます。
健康経営は残業時間削減や禁煙などを推進するため、近代的な経営ができていると評価されやすいためです。
また、社員の健康状態が良ければそれだけイキイキした社員が増えるので採用活動などにも良い効果をもたらします。
労災リスクの軽減
健康経営を推進することによって労災リスクを軽減することができます。
健康経営では長時間残業などの対策も行う必要性があるためです。
長時間残業で社員が精神疾患にり患したり、不幸にも自殺してしまった場合には労災認定を受ける可能性があります。
労災認定を受けると労働基準監督署が「精神疾患になった原因は会社にある」と証明することになるので億単位の損害賠償請求を受ける可能性があります。
社員の稼働率向上
健康経営に取り組むことによって社員の稼働率が向上します。
健康で働ける社員が増えるためです。
健康で働ける社員が増えるほど企業は生産が進みます。
健康経営に取り組むことで発生するデメリット
「健康経営に取り組むことでどんなデメリットがあるの」と気になりませんか。
具体的には、以下のデメリットがあります。
・費用対効果が分かりにくい
・人事部の工数負担が増加
それぞれについて解説します。
費用対効果が分かりにくい
健康経営は費用対効果が分かりにくいというデメリットがあります。
健康経営は目に見える効果が出にくいためです。
長く根気強く続ける必要性があります。
人事部の工数負担が増加
健康経営に取り組むことによって人事部の工数負担が増加します。
普段の健康診断などの業務に加えて、医師による保険指導の手配などの業務などが増えていくためです。
出来るだけ効率的に仕事をこなせる体制を構築する必要性があります。
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健康経営に取り組む上で注意する点
健康経営に取り組むうえで注意する点として、以下の点があります。
・本気で取り組む姿勢を見せる
・経営者の理解を得ることを徹底する
それぞれについて解説します。
本気で取り組む姿勢を見せる
健康経営に取り組む上で重要な点として、本気で取り組む姿勢を見せることが重要です。
本気で取り組む姿勢を見せなければ社員もあまりついてきません。
人事部員が率先して禁煙する・運動習慣をもってスリムになる・残業せずに早く帰宅するなどの行動をすることが重要です。
経営者の理解を得ることを徹底する
健康経営は費用対効果が見えにくいので、経営者の理解を得ることを徹底するようにしましょう。
費用対効果が見えにくいので経営者の理解がないと早晩取り組み終了になる可能性があるためです。
目立った効果が出るまでには時間がかかるということを予め経営陣に伝えることが大切です。
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中小企業を含めた健康経営の取組事例
中小企業を含めた健康経営の取組事例として、以下の事例があります。
・及川産業株式会社
・コクヨマーケティング
それぞれについて解説します。
及川産業株式会社
経済産業省によると、及川産業株式会社では健康経営に取り組んでいるとのことです。
・安全大会の開催
・受診勧奨の工夫
・休暇取得促進
などの実施をして健康経営を推進しているとのことです。
コクヨマーケティング株式会社
コクヨマーケティング株式会社のホームページによれば、コクヨマーケティング株式会社の健康経営への取組が発表されています。
コクヨマーケティング株式会社では以下の取組が実施されているとのことです。
・安全で健康な職場づくり推進
・生活習慣病の予防施策の推進
・心の健康づくり
・健康リテラシー向上と教育への取組
・仕事と健康を両立する働き方への取組
健康経営優良法人(2021大規模法人部門)認定にも認定されているとのことです。
まとめ
今回は、健康経営の取組について解説しました。
特に本文中でも解説しましたが、社員の高齢化などに対応するために健康経営の推進は重要となってきます。
健康経営に取り組み、長く働ける職場作りを目指しましょう。
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