人事評価システム「CBASE」はこちら
コラム
カテゴリ

アンコンシャスバイアスとは?無意識の偏見の意味・具体例・対策を解説

⇒【マンガでわかる】「360度評価」のメリットやデメリット、失敗しないための導入方法が詳しく学べる資料を1分でダウンロード

「アンコンシャスバイアスとは何なのだろうか」
「アンコンシャスバイアスとはどういう意味なの」
と気になりませんか。
アンコンシャスバイアスとは、無意識下で起こる偏見のことを指します。
本人も気づかないうちに他人を偏見の目で見ているという状態をアンコンシャスバイアスと言います。
この記事を読めば、アンコンシャスバイアスについて理解することができます。
アンコンシャスバイアスについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。

アンコンシャスバイアスとは?意味を解説

アンコンシャスバイアスとは、人間が無意識に持っている偏見や思い込みのことを指します。
アンコンシャスバイアスはその人がこれまで生きてきた経験の蓄積によって気が付かないうちに形成されていきます。
例えば「社長」という人を思い浮かべるときに、無意識に年配の男性を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
実際のところ、女性の経営者もいれば、若手の経営者も存在しています。
また、血液型などで相手の性格を勝手に決めつけてしまう人もいます。

ハロー効果にも似ている

アンコンシャスバイアスはハロー効果にも似ています。
ハロー効果とは、特定の人を評価する際に、目立つ特徴に引きずられてしまい評価が変わってしまう現象のことを指します。
例えば、新卒採用で高学歴の学生ばかりを採用してしまうという現象です。
学歴が高いという目立つ特徴に引っ張られてしまい、良い点にしか注目できず内定を出してしまいます。

【CBASE 360° なら、担当者の負担になっていた360度評価運用の課題をすべて解決】
自社の課題に合わせたカスタムオーダーに対応することで、
高い回答回収率、自動グラフ化機能による課題解決への即効性が期待できます。
  • 目的に合わせたセミオーダーメイド設計
  • 専任スタッフのサポートでとにかくカンタン手間いらず!
  • 企業の持続的成長を目的とした改善サイクルを実現

⇒「CBASE 360°」の詳細を見る

アンコンシャスバイアスの具体例

「アンコンシャスバイアスにはどんな具体例があるの」と気になりませんか。
アンコンシャスバイアスの具体例として、以下の5つがあります。
・ステレオタイプ
・確証バイアス
・類似性バイアス
・集団同調性バイアス
・正常性バイアス
それぞれについて解説します。

ステレオタイプ

ステレオタイプとは、人の属性や、特に一部の人に対する思い込みや偏見のことを指します。
例えば、以下のようなことです。
・定時退社をするような社員は仕事へのやる気がない暇な社員だ
・年配者は柔軟な思考をすることが苦手だ
・経営者はお金儲けだけにしか興味がない
また、ジェンダーバイアスという性別に対するバイアスもあります。
ジェンダーバイアスは以下のような事例です。
・男は仕事をしてお金を稼ぎ、女性は家にいてお金を稼ぐべきである
・女性にドライバーの仕事はできない
・女性は機械を扱うのが苦手だ
それぞれ特定の属性や性別に対して一方的に思いこまれている偏見です。

確証バイアス

確証バイアスはハロー効果と少し似た性質のものです。
確証バイアスは自分にとって都合が良い情報を一方的に収集して、都合の悪い情報を無視してしまうことを指します。
具体的には以下のようなことです。
・高学歴の人材は優秀だと考える
・長時間労働をする人はモチベーションが高い
・一度決定したことを絶対に覆さない
かなり偏った考え方をしてしまうことが問題です。

類似性バイアス

類似性バイアスとは、自分に似たような人を無意識に高く評価してしまうことを指します。
面接官が自分と同じ大学の出身者を高く評価してしまうようなことも起こります。
具体的には、以下のような事例です。
・自分と同じ出身大学だから、採用しても活躍してくれるだろう
・自分と似たような経歴の持ち主を高く評価してしまう
自分に似ている人を無意識に仲間だと思い高く評価してしまう点に問題があります。

集団同調性バイアス

集団同調性バイアスとは、会社などの所属先の意見に自分の意見を合わせてしまうことを指します。
以下のような事例があります。
・コンプライアンス違反だが会社命令のため従おう
・パワハラが常態化しているが誰も注意していないため放っておこう
・会議では周囲と同じ意見に賛成しよう
特に企業で起こる不祥事などは「よく考えると非常識なことだが会社として誰も問題にしていないため従っておこう」と放置されてある日いきなりテレビなどのメディアに糾弾されることになります。

正常性バイアス

正常性バイアスとは、危機的な状況が迫っているにもかかわらず、危機的な状況を過小評価してしまうことを指します。
具体例としては以下のようなことです。
・台風で避難警告が出ているが自分だけは大丈夫だろう。大したことはない
・色々世間を騒がせているが、うちの会社は問題ないだろう
会社として危機的な状況に陥っていてもなぜか楽観的になってしまいより深刻な事態を引き起こすことを正常性バイアスといいます。

⇒初めての360度評価導入でも安心!専任担当のサポートでカンタン導入・運用~改善も手間いらず。

アンコンシャスバイアスに重要なことは気づき

アンコンシャスバイアスをなくすために重要なことは気づきです。
アンコンシャスバイアスはこれまで生きてきて身に着けた偏見がそのまま出現しているためです。
自分自身の中で無意識下の偏見に気づき、改善をする必要性があります。

⇒CBASE 360°で自社の人事課題を解決する

アンコンシャスバイアスに必要な研修

アンコンシャスバイアスに必要な研修として、コーチングがあります。
コーチングは1対1の対話型の研修となっているためです。
対話の中身はコーチの質問に受講者が答えていく形になっています。
対話を通じて偏見となっている偏った考え方を解消できる可能性があります。

⇒万全のセキュリティ・専任担当者の徹底サポートで担当者の負担軽減!年間80万人以上が利用、顧客満足度91.1%の「CBASE 360°」

アンコンシャスバイアスマネジメントの重要性

アンコンシャスバイアスをなくすために、管理職がマネジメントを積極的に行う必要性があります。
なぜなら、管理職の言動が部下に影響する可能性があるためです。
また、マネジメント層自身が積極的にアンコンシャスバイアスについて学び積極的に偏見を取り除いていく必要性があります。

⇒「CBASE 360°」について詳しくはこちら

アンコンシャスバイアスをなくすためにトレーニングを実施しよう

アンコンシャスバイアスをなくすためにトレーニングを実施するようにしましょう。
普段から自分が当たり前だと思っているものを改めて確認し、偏見で物事を判断していないかを考えることが重要です。
また、自分自身だけでは偏見に気づくことは難しいため、積極的に他者と交流し、自分自身の中の偏見を取り除くようにしましょう。

アンコンシャスバイアスのまとめ

今回は、アンコンシャスバイアスについて解説させていただきました。
アンコンシャスバイアスとは人が無意識に持っている偏見のことを指します。
特に本文中でも解説させていただいた以下の5パターンを知ることで偏見のタイプについて知ることができます。
・ステレオタイプ
・確証バイアス
・類似性バイアス
・集団同調性バイアス
・正常性バイアス
アンコンシャスバイアスについて理解し、積極的に偏見を取り除くようにしましょう。


  • クラウド型360度評価支援システムなら
    「CBASE 360°」

    360度評価支援システム「CBASE 360°」

  • クラウド型360度評価支援システムなら
    「CBASE 360°」

    ■わかりやすいレポートで自己分析!
    本人評価と他者評価のギャップから、対象者の強みと課題を明確にします。
    ■フィードバック業務の負担も大幅削減!
    自動リマインドで徹底管理!改善計画の確認や振り返りの失念を防止します。

360度評価支援システム「CBASE 360°」

HRコラム編集部

「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。

CBASEサービスに関するお役立ち資料・
お問い合わせはこちら
お問い合わせ
CBASEサービス導入をご検討、
ご質問のある方

お問い合わせする

お見積もり
実際にCBASEサービスを
利用してみたい方

お見積もりのご依頼

お電話でのお問い合わせ
03-5315-44779:00-18:00(土日祝を除く)