エンプロイーエクスペリエンスとは?従業員経験をビジネスに活かそう
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「エンプロイーエクスペリエンスとは何なのだろうか」
「エンプロイーエクスペリエンスという言葉を聞いたけれど、どんな意味なのだろうか」
と気になりませんか。
エンプロイーエクスペリエンスは従業員が仕事から得られる貴重な経験や、企業の経営活動や従業員の健康状態など、従業員が会社内で受ける影響全てを含んだ経験のことを指します。
この記事を読めば、エンプロイーエクスペリエンスについて理解することができます。
エンプロイーエクスペリエンスについて悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
目次
エンプロイーエクスペリエンスとは
エンプロイーエクスペリエンスとは直訳すると従業員の経験のことを指します。エンプロイーエクスペリエンスは会社での人事政策や、経営活動、労働環境などの仕事上の経験だけではなく、仕事に関わる様々な影響でエンプロイーエクスペリエンスは作られるとも言われています。
仕事上のスキルアップ以外にも労働環境整備や人事制度の改正などがエンプロイーエクスペリエンスに影響するということです。
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エンプロイーエクスペリエンスが注目される理由
エンプロイーエクスペリエンスが注目される理由として、企業側の深刻な人材不足の状況があります。
特に、1980年代生まれのミレニアル世代は転職に抵抗がなくエンプロイーエクスペリエンスが低下してしまうと離職されてしまう可能性があります。
エンプロイーエクスペリエンスを高めることによって従業員の定着を行う必要性がある企業が増えています。
また、働き方改革の重要性が叫ばれていたこともあり、エンプロイーエクスペリエンスの向上を考える企業が増えていたことも注目される理由となっています。
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エンプロイーエクスペリエンスをアップさせる方法
「エンプロイーエクスペリエンスをアップさせる方法にはどんな方法があるのだろうか」と気になりませんか。
エンプロイーエクスペリエンスを高める方法として、以下の方法があります。
・従業員満足度調査
・エンプロイージャーニーマップの作成
それぞれについて解説します。
従業員満足度調査
従業員満足度調査を実施することによって、エンプロイーエクスペリエンスを高めることが可能となります。
なぜなら、従業員満足度調査を実施することによって従業員が会社のどこに満足していないかを理解することができるためです。
従業員満足度調査を実施して、社員が満足していない部分をしっかりと補強することによって従業員満足度が上がり、エンプロイーエクスペリエンスを高めることができます。
エンプロイージャーニーマップの作成
エンプロイージャーニーマップを作成することによって、エンプロイーエクスペリエンスを高めることが可能です。
エンプロイージャーニーマップでは従業員が会社に入社し、退職するまでを見える化します。
従業員が入社してどのような経験をし、どのような成長をし、どのような感情を抱き、最後に退職するのかを作成してみましょう。
エンプロイーエクスペリエンスに取り組むメリット
「エンプロイーエクスペリエンスに取り組むメリットは何なのだろうか」と気になりませんか。
具体的には、以下のメリットがあります。
・採用強化
・生産性アップ
・顧客満足度向上
それぞれについて解説します。
採用強化
エンプロイーエクスペリエンスを高めることによって、採用強化につながっていきます。
「あの企業に入社すれば成長できそうだ」といった評判が出来れば、優秀な人材が率先して入社してくる状況を作れるためです。
従業員の満足度がアップした結果、採用にも良い影響が出ます。
生産性アップ
エンプロイーエクスペリエンスを向上させることによって、生産性をアップさせることができます。
なぜなら、従業員のモチベーションがアップする可能性が高いためです。
エンプロイーエクスペリエンスを高めることで従業員が安心して仕事に打ち込めます。
結果的には生産性がアップすることにつながります。
顧客満足度向上
エンプロイーエクスペリエンスを向上させることによって、顧客満足度向上に期待できます。
従業員が積極的に仕事に打ち込むことができるため、お客様に対して良い品質の商品やサービスを提供することになるためです。
エンプロイーエクスペリエンスが低ければ、お客様に親身になって対応すべきところでしっかりと対応できないなどの問題が起こる可能性もあります。
エンプロイーエクスペリエンスのデメリット
「エンプロイーエクスペリエンスのデメリットは何なのだろうか」と気になりませんか。
エンプロイーエクスペリエンスのデメリットはコストが増加することです。
エンプロイーエクスペリエンスのデメリットであるコスト増加について解説します。
コストの増加
エンプロイーエクスペリエンスに取り組む上で、コストが従前より増加する可能性があります。
なぜなら、エンプロイーエクスペリエンスを向上させるためには労働環境改善のために様々な費用がかかるためです。
例えば職場環境改善のために空調機の取り換えやアンケート集計をするためのツールを導入するといった費用がかかります。
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エンプロイーエクスペリエンスの企業事例
「エンプロイーエクスペリエンスを実践している企業にはどんな企業があるの」と気になりませんか。
エンプロイーエクスペリエンスを高める取り組みを行う企業事例として、以下があります。
・freee株式会社
・PwC Japan
それぞれについて解説します。
freee株式会社
freee株式会社では人事労務部門に対してルーチンワークではなく高い付加価値業務を行うことを重要視しており、効率化した時間分をweekly 1on1に活用しているとのことです。
付加価値業務に挑戦しつつ、効率化できた時間は社員のキャリア形成に活用できるような工夫をしているということです。
PwC Japan
PwC Japanはエンプロイーエクスペリエンス向上のためのコンサルティング提供に積極的に取り組んでいるようです。
参考:PwC Japan 従業員に価値ある経験を提供し、人材の維持・獲得を実現する
PwC Japanは人事労務制度におけるコンサルティングを展開している企業であり、エンプロイーエクスペリエンスに関して取り組んだ企業は従業員満足度が向上したということも発表されています。
エンプロイーエクスペリエンスの重要性が伝わってくる内容です。
まとめ
今回は、エンプロイーエクスペリエンスについて解説させていただきました。
エンプロイーエクスペリエンスとは、従業員の経験や、会社の環境などの様々な要因から形成されるものです。
エンプロイーエクスペリエンスをアップさせる方法として、以下の方法があります。
・従業員満足度調査
・エンプロイージャーニーマップの作成
エンプロイーエクスペリエンスを向上させることによって、以下のようなメリットがあります。
・採用強化
・生産性アップ
・顧客満足度向上
自社で実践している企業もあれば、積極的にコンサルティングを行うなどしてエンプロイーエクスペリエンスを高めるための活動をしている企業もあります。
エンプロイーエクスペリエンスを向上させることによって、従業員の定着率アップや採用力強化につなげて組織を強化するようにしましょう。
「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。