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ナレッジマネジメントとは?社員の知恵を集合し経営に活かそう!

2022.04.08 その他

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「ナレッジマネジメントとはどのようなマネジメントなのだろうか」
「ナレッジマネジメントとは何なのだろうか」
と気になりませんか。
ナレッジマネジメントは、会社内で社員の知恵を集めて仕事自体のレベルアップを図るためのマネジメントです。
社員が保有している言葉や文字にならない経験や知識を共有していくことで、会社全体で専門的な仕事などにも対応できるような力がついていきます
この記事を読めば、ナレッジマネジメントについて理解することができます。
ナレッジマネジメントについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さい。

ナレッジマネジメントとは?意味を解説

ナレッジマネジメントとは、簡単に言えば企業や従業員が集積してきた知識と経験を企業全体で共有して会社全体のレベルアップを目指すマネジメントのことを指します。
ナレッジマネジメントの文字の中でのナレッジには、知見、知識、経験、技術力、顧客情報など様々な経営資源が含まれています。
会社内で特定の従業員が知っていることや経験、特定の部署だけが保有している知識や経験などを経営に活かそうという発想です。

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ナレッジマネジメントが重要視される社会的背景

ナレッジマネジメントが重要視される社会的背景として、仕事の高度化や社員の個業化があります。
仕事が高度化していて低い専門性ではなかなか市場で活躍できない一方、社員個人はノウハウを溜め込んだまま仕事をしていることがあるためです。
企業が市場において活躍するために、会社と個人の知識と経験を集約し、高い専門性をもって企業が活躍することが重要となっています。
また、単純に専門性を高めていくだけではなく個人のノウハウを経営に取り組めば、業務効率化などで経営にインパクトを与えることにもつながっていきます。
専門性の高い仕事をしている、と思われる部署の仕事ほどナレッジマネジメントを導入すると効果は大きくなります

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ナレッジマネジメントにおける2つの知識

「ナレッジマネジメントではどのような知識を集約するの」と気になりませんか。
ナレッジマネジメントにおいて、以下の2つの知識が集約される必要性があります。
・暗黙知
・形式知
それぞれについて解説します。

暗黙知

暗黙知社員個人が持っている過去からの経験や、言語化することが難しい知識や経験を指しています。
基本的に「なんとなく」社員が保有している経験であり、全体で共有することが難しい知識です。
ただし、うまく経営に取り込むことが出来れば新しいヒット商品の開発につながるなど、効率的な部署運営などが実現できるため、大きな効果を産みます

形式知

形式知とは、暗黙知とは異なり、客観的かつすでに言語化された知識を文章や図などで表したものを指します。
個人の持つ経験や知識を言語化して共有可能な状態にまで昇華されたものが形式知となります。
つまり、暗黙知をしっかりと磨けば形式知となり、共有できる状態になるということです。

ナレッジマネジメントシステムの基礎である組織構造理論

「ナレッジマネジメントを推進したいけれど、どのように進めていけば良いのだろうか」と気になりませんか。
ナレッジマネジメントを推進するにあたっては、基礎である組織構造理論を学び、リーダーシップを持った人材が推進をしていく必要性があります
ナレッジマネジメントシステムの基礎である組織構造理論として、以下の理論があります。
・SECIモデル
・場(ba)
・知識資産
・ナレッジリーダーシップ
それぞれについて解説します。

SECIモデル

SECI(セキ)モデルとは、個人の持つ暗黙知を形式知にして経営に活かす考え方を提唱したモデルです。
以下の4つの段階を経てナレッジマネジメントを達成します。
・共同化段階
・表出化段階
・連結化段階
・内面化段階
共同化段階では個人の保有する暗黙知を他の人に移転させていきます。この段階では暗黙知をいきなり形式知に置き換えることはしません。ゆっくりと他の人に知識を伝達していきます。
表出化段階では、暗黙知状態のものを少しずつ共有していきます。形式知に置き換わっていきます。形式知に置き換わった知識は次の連結化段階でさらに広げていきます。
連結化段階では、形式知を他と共有していくことになります。形式知を共有していくうちに「このようにすれば良いのか」と社員が理解できるようになっていきます。
内面化段階では、形式知を何度も繰り返して実践できるようにします。
このように社員個人が持っている暗黙知を何度も繰り返して共有化していくことで自然とナレッジマネジメントが達成できるような仕組みになっています。

場(ba)

ナレッジマネジメントにおいて場(ba)とは、知識が共有されるための場所のことを指します。
例えば、会社の休憩室やインターネット上のミーティングスペースなども場(ba)となります。
社員が共有した知識を理解・納得できるような場所が場となります。

知識資産

知識資産とは、以下のようなものを指しています。
・従業員個人の知識や経験
・会社の持つ知識やノウハウ
・企業理念など会社の考え方
知識資産は継承して継続的に活用されていくことが重要です。

ナレッジリーダーシップ

ナレッジリーダーシップとは、ナレッジリーダーが行うべきことを指しています。
知識財産の共有を行うためにナレッジリーダーは積極的に知識をシェアしなければなりません。
SECI(セキ)モデルを活用し、しっかりとナレッジマネジメントを推進する必要性があります。

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ナレッジマネジメントの導入事例

「ナレッジマネジメントを実際に導入している企業はあるのだろうか」と気になりませんか。
ナレッジマネジメントを実際に導入している企業として、以下の企業があります。
・富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
・NTTドコモ法人営業本部
それぞれについて解説します。

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社ではナレッジマネジメントを導入しているとのことです。
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社では「ナレッジマネジメント」という呼称ではなく「ナレッジ・イニシアティブ」という呼称を使っているようです。
知識は管理をするという考え方で運用すべきものではなく、活用していくものであるという考え方ということです。

NTTドコモ法人営業本部

横浜市によれば、NTTドコモ法人営業本部はナレッジマネジメントを導入しているとのことです。
参考:横浜市 NTTドコモ法人営業本部におけるナレッジ・マネジメント
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/shien/tyousakihou/151.files/0012_20191118.pdf
イントラネットにおける知識共有や、オフィスを知の交流の場とするなど、様々な取り組みを行っているとのことです。

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まとめ

今回は、ナレッジマネジメントについて解説させて頂きました。
ナレッジマネジメントとは個人や部署単位で抱え込んでいる知識や経験を経営に活かすために共有するという考え方のマネジメント手法となっています。
ナレッジマネジメントが重要視されるようになった背景には、企業が競争に打ち勝つためには、専門的な知識を持ち市場で評価される必要性があるためです。
ナレッジマネジメントには以下の4つの理論が重要です。
・SECIモデル
・場(ba)
・知識資産
・ナレッジリーダーシップ
ナレッジマネジメントを実践し、市場競争に打ち勝てる強い企業を作りましょう。


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HRコラム編集部

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