ジョブ・クラフティングとは?社員のモチベーションを高めよう!
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「ジョブ・クラフティングとは何なのだろうか」
「ジョブ・クラフティングとはどのようなことを指すの」
と気になりませんか。
ジョブ・クラフティングは従業員が自発的にやりがいをもって仕事に取り組むことができるように考え方を変えさせる手法のことを指します。
この記事を読めば、ジョブ・クラフティングについて理解することができます。
ジョブ・クラフティングについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
目次
ジョブ・クラフティングとは?意味を解説
ジョブ・クラフティングとは社員がやりがいをもって仕事を出来るような状態に社員を変化させていく方法のことを指しています。
従業員がやりがいをもって仕事に打ち込める状態になることは会社にとって、とても良いことです。
また、従業員が仕事に対して自発的に取り組めるような状態を作るために人材育成などの社員教育に活用している企業も存在します。
ジョブ・クラフティングでは業務に対する取り組み方、人間関係への考え方、仕事への認知を前向きにとらえられる状態を作ることが重要です。
ジョブ・クラフティングとジョブ・デザインの違い
ジョブ・クラフティングとジョブ・デザインの違いとして、ジョブ・クラフティングは社員が主体的に仕事を見つけるのに対してジョブ・デザインは仕事を会社が作り社員に与えるという点です。
ジョブ・クラフティングが社員の自発的な行動で、ジョブ・デザインは経営者の行動となります。
似ているようで、社員が主体的であるという点が異なります。
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ジョブ・クラフティングが注目される社会的背景
「なぜ、ジョブ・クラフティングが注目されているのだろうか」と気になりませんか。
ジョブ・クラフティングが注目される社会的背景として、以下があります。
・終身雇用の崩壊
・仕事の複雑化
・仕事の属人化
それぞれについて解説します。
終身雇用の崩壊
ジョブ・クラフティングが重要視されている社会的背景として、終身雇用の崩壊があります。
終身雇用が崩壊し、1社だけに就職することが前提ではなくなっているため、仕事にやりがいがないと社員が感じると離職される可能性があります。
ですから、主体的な行動を社員に促し、仕事の楽しみを自分で見つける姿勢が重視されています。
仕事の複雑化
ジョブ・クラフティングは仕事の複雑化という社会的背景によって普及しています。
なぜなら、昨今は経営環境変化が著しく、仕事内容が変化するなど仕事が複雑になっているためです。
仕事が複雑になり明確に社員が「これは私の成果だ」と言えなくなり、社員は仕事の成果が見えにくくなり、自発性を失っていきます。
自発的に仕事に取り組む意識が低ければ、会社が生き残れなくなるだけではなく社員もスキルが身につかず転職できなくなる可能性があります。
仕事の属人化
ジョブ・クラフティングは仕事の属人化によって、社会的に注目されています。
ITなど複雑で高度な専門人材が増加しているため、仕事が属人化しており、社員が孤立する傾向にあります。
社員がお互いにコミュニケーションをしっかりと取り、仕事を前に進めることがジョブ・クラフティングでは可能です。
ジョブ・クラフティングの目的
ジョブ・クラフティングの目的は社員が自発的に仕事に打ち込み仕事に対してモチベーションを保てるようにすることです。
仕事に対する主体的な進め方や考え方の発信などを社員に認めることによって、社員が仕事に積極的になることができるためです。
また、マインド面においては業務の取り組み方や、仕事の意義、人間関係の考え方などを前向きに変えていきます。
ジョブ・クラフティングは社員の自主性を磨くことが目的ということです。
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ジョブ・クラフティングを取り入れるメリット
「ジョブ・クラフティングを取り入れるメリットには何なのだろうか」と気になりませんか。
ジョブ・クラフティングを取り入れるメリットとして、以下のメリットがあります。
・従業員のモチベーションアップ
・自発的に社員が仕事をするようになる
・アイデアが生まれやすくなる
それぞれについて解説します。
従業員のモチベーションアップ
ジョブ・クラフティングは従業員のモチベーションアップを達成することができます。
なぜなら、仕事をする上でやらされ感がなくなるためです。
自ら仕事の楽しみを見つけることができるため、モチベーションがアップします。
自発的に社員が仕事をするようになる
ジョブ・クラフティングでは、自発的に社員が仕事をするようになります。
なぜなら、ジョブ・クラフティングを実践することで、社員が自分らしさを活かして仕事が出来るようになるためです。
ジョブ・クラフティングを実践するためには、業務の取り組み方を変えていく必要性があります。
その中で自発的に社員が仕事をするようになります。
アイデアが生まれやすくなる
ジョブ・クラフティングを実行することによって、アイデアが生まれやすくなります。
なぜなら、ジョブ・クラフティングを行うことによって、自分流の仕事の進め方が認められるためです。
自分流の仕事の進め方が認められれば効率的に仕事をするなど、様々な変化が起こります。
社員が自分流の仕事の進め方が認められた結果、思わぬアイデアが出てくることもあり得ます。
ジョブ・クラフティングを取り入れるデメリット
「ジョブ・クラフティングを取り入れるデメリットは何なのだろうか」と気になりませんか。
ジョブ・クラフティングを取り入れるデメリットとして、以下のデメリットがあります。
・社員にプレッシャーをかけることにつながる
・仕事の属人化に拍車がかかる可能性がある
それぞれについて解説します。
社員にプレッシャーをかけることにつながる
ジョブ・クラフティングを取り入れることによって、社員にプレッシャーがかかる可能性があります。
なぜなら、ジョブ・クラフティングを取り入れることで自発的に何かしなければならないと焦る社員が出るためです。
急に自分流で仕事を進めて欲しい、と言われてもマニュアルで仕事を進めてきた社員ほど戸惑います。
社員のプレッシャーとならぬように配慮する必要性があります。
仕事の属人化に拍車がかかる可能性がある
ジョブ・クラフティングを行うことによって、仕事の属人化に拍車がかかる可能性があります。
なぜなら、ジョブ・クラフティングを行う過程では自分らしく仕事をすることが求められるためです。
自分らしい仕事スタイルも行き過ぎると仕事が属人化していきます。
ジョブ・クラフティングは仕事の属人化を過度にしないように注意する必要性があります。
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まとめ
今回は、ジョブ・クラフティングについて解説させて頂きました。
ジョブ・クラフティングとは、業務に対する取り組み方、人間関係への考え方、仕事への認知を前向きに変化させて、仕事に自発的に取り組める社員を増やすことです。
ジョブ・クラフティングのメリットは以下の通りです。
・従業員のモチベーションアップ
・自発的に社員が仕事をするようになる
・アイデアが生まれやすくなる
ジョブ・クラフティングのデメリットは以下の通りです。
・社員にプレッシャーをかけることにつながる
・仕事の属人化に拍車がかかる可能性がある
ジョブ・クラフティングを実践し自立型社員を育成してみましょう。
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