自己開示とは?意味や例文、簡単に自己開示力を高める方法を解説
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「自己開示とはどのようなことを指すのだろうか」
「自己開示はどのようにすれば良いのだろうか」
と気になりませんか。
自己開示とは自分自身の強みや弱み、考え方などを伝えることを指します。
この記事を読めば、自己開示について理解することができます。
自己開示について気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
目次
自己開示とは?意味を解説
自己開示とは、心理学者のシドニージュラ―ド氏が提唱した、他者に自分のありのままを開示することを指します。
自己開示を行うことは職場におけるコミュニケーションとしても重要であり、職場において社員が居心地の良い空間を作ることにもつながっていきます。
自己開示によって、社員同士の交流が活発化し、良い仕事ができる環境が形成されていくでしょう。
自己開示の返報性とは
自己開示には返報性という考え方があります。
自分が自己開示すれば相手も自己開示してくれやすくなるという考え方です。
自己開示を積極的に行う社員が会社内に増加すればするほど、お互いにコミュニケーションの量が増えていきます。
結果的には相互理解が進むため、仕事も円滑になる可能性があります。
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自己開示を行う具体的な方法5選
「自己開示を行うためにはどのような方法があるの」と気になりませんか。
自己開示を行う具体的な方法として、以下の5つがあります。
・プライベートの話を職場でも話す
・自分から積極的に自己開示する
・弱みをお互いに見せ合う
・小さなことでも共有する
・時間をかけて話し合う時間を作る
それぞれについて解説します。
プライベートの話を職場でも話す
自己開示を行う具体的な方法として、プライベートの話を職場でも話すという方法があります。
なぜなら、プライベートの話をすることでお互いの状況を理解し合えるためです。
仕事場では元気でもプライベートでは様々なトラブルを抱えていることや、共感できる趣味がある可能性があります。
お互いのプライベートを話すことで自己開示ができます。
自分から積極的に自己開示する
自己開示の方法として、自分から積極的に自己開示をするという方法があります。
自己開示を積極的に行えば、相手も積極的に自己開示してくれる可能性があるためです。
自分から積極的に自己開示をしてみましょう。
弱みをお互いに見せ合う
自己開示の方法として、お互いに弱みを見せ合うという方法があります。
お互いに弱みを見せ合うことによって、虚勢を張り合うことがなくなるためです。
弱みをオープンにして自己開示を行いましょう。
小さなことでも共有する
自己開示を行う具体的な方法として、小さなことでも共有することが重要です。
なぜなら、小さなことでも共有することで同じ目線に立って仕事を進められるためです。
仮に会社全体から見て大きな成果でなかったとしても、しっかりと共有することで自己開示ができる可能性があります。
時間をかけて話し合う時間を作る
自己開示を行う具体的な方法として、時間をかけて話し合う時間を作るという方法があります。
自己開示では話し合う場所を初期段階では設定した方がスムーズにいくことが多いためです。
いきなり自己開示をしようと言われても戸惑ってしまうので、業務時間中に30分程度時間を取って様々なことを話し合う時間を作りましょう。
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自己開示のメリット
「自己開示にはどのようなメリットがあるのだろうか」と気になりませんか。
自己開示には以下のメリットがあります。
・自己開示できる人は人間関係を円滑にできる
・職場に心理的安全性を確立できる
・社員が自信をもって発言できるようになる
それぞれについて解説します。
自己開示できる人は人間関係を円滑にできる
自己開示できる人は人間関係を円滑にできるというメリットがあります。
なぜなら、自己開示が自然に出来る人はコミュニケーションを適切に取れる傾向にあるためです。
職場にいるムードメイカー的な社員を想像してみましょう。
明るくなんでも話してくれる人が1人いるだけで職場は良いムードになります。
職場に心理的安全性を確立できる
自己開示のメリットは職場に心理的安全性を確立できるというということです。
職場で心理的な安全性が確立できれば社員は自分らしく仕事をすることが可能です。
結果的には職場全体が活性化していきます。
社員が自信をもって発言できるようになる
自己開示を積極的に進めることによって、社員が自信をもって発言できるようになります。
なぜなら、考え方が否定される可能性が低いためです。
自己開示を通してお互いの人柄が分かっていれば、積極的に職場で発言が出来るようになります。
自己開示をしないデメリット
「自己開示をしないデメリットはどのようなものなのだろうか」と気になりませんか。
自己開示をしないデメリットとして、以下のデメリットがあります。
・自己開示しない人や苦手な人は孤独になりやすい
・相手に興味関心を持ってもらえない
・社員間コミュニケーションが希薄化する
それぞれについて解説します。
自己開示しない人や苦手な人は孤独になりやすい
自己開示をしない人や苦手な人は孤独になりやすいという特徴があります。
なぜなら、自己開示が苦手となれば、相手も自己開示をしてくれない可能性があるためです。
自己開示を積極的に出来なければ、職場で孤立してしまう可能性があります。
相手に興味関心を持ってもらえない
自己開示をしない場合、相手に興味関心を持ってもらえない可能性があります。
なぜなら、自分から自己開示をしなければ相手も自己開示をしてくれない可能性が高いためです。
自己開示を自ら行えば相手が興味関心を持ってくれる可能性があります。
社員間コミュニケーションが希薄化する
自己開示をしないと、社員間コミュニケーションが希薄化する可能性があります。
自己開示がうまくできないと、社員同士で深い話ができないためです。
自己開示が得意な社員が集まる職場では自然と良いチームワークが生まれますが、苦手な社員ややり方が分からない社員が増えるとチームワーク形成も難しくなります。
自己開示とジョハリの窓
自己開示に役立つ考え方にジョハリの窓というものがあります。
ジョハリの窓は自分自身が自分で分かっている部分と、他人が自分自身について分かっている部分を4つに分けて理解することが出来る心理学モデルです。
自分自身をよく理解できれば、自己開示もスムーズになります。
ジョハリの窓では以下の4つの窓があります。
・解放の窓
・秘密の窓
・盲点の窓
・未知の窓
それぞれについて解説します。
解放の窓
解放の窓は自分と他人の両方が知っている自分自身の性格です。
公開された自己とも言われ、この部分の値が大きい人は自己開示に積極的だといえます。
反対に開放の窓が小さい人は他人からよく理解されていない可能性が高いです。
秘密の窓
秘密の窓は、自分は良く理解しているが、他人は良く理解できていない自己のことを指します。
自己開示できていない部分であり、この部分を自己開示できることでより他社に性格を理解される可能性があります。
他人の方がよく知っている本当の自分という感覚です。
盲点の窓
盲点の窓は、自分は気が付いていないが他人は知っている自己のことを指します。
盲点の窓は自己開示を行うために自分自身を理解するために重要な役割を果たします。
自分自身の知らない自分を発見することができます。
未知の窓
未知の窓は、自分も他人も気が付いていない、誰にも知られていない自分自身のことを指します。
未知の窓は過去に経験したことのないような新しいことにチャレンジしているときに気づくことが出来ると言われています。
新しいことに挑戦することで新しい自分自身を発見することができます。
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まとめ
今回は、自己開示について解説させて頂きました。
自己開示とは、自分自身の弱みや強みを相手にオープンにすることで相手と自分とが理解しあうことを指します。
自己開示を積極的に行うことによって、コミュニケーションが活発化するなどのメリットがあります。
自己開示を活用し、会社の活性化を目指しましょう。
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