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リスキリングとは?新たな人材育成の考え方を持とう

2022.06.20 その他

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「リスキリングという言葉を聞いたけれど、どのような意味なのだろうか」
「リスキリングはどのような概念なのだろうか」
と気になりませんか。
リスキリングは、職業能力に関する再教育や再構築のことを指します。
例えば、デジタル化に対応するために社員に再教育を行うことなどがリスキリングです。
この記事を読めば、リスキリングについて理解することができます。
リスキリングについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さい。

リスキリングとは

リスキリングとは、職業能力に関しての再教育や再開発のことを指しています。
世界では第四次産業革命とも呼ばれる状態に突入しており、IT化の流れの中でこれまで人が行ってきた仕事をAIなどが代わりに行う時代となっています。
日本においても、経済産業省はDX化の流れの中で必要性を強調しています
参考:経済産業省 第3回 デジタル時代の人材政策に関する検討会 今後に向けた取組(案)について
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/003_03_00.pdf
また、経済産業省は日本企業からITを活用した成功企業が排出できていない状態に警鐘をしています。
日本ではいまだに製造業がトップ企業となっており、海外のようなIT企業がトップとなっていないことも背景にあります。
経済産業省は、ITを効率化の道具として捉えるだけではなくITそのものを新しいビジネスを作るチャンスとしなければならないと考えているようです。

リスキリングでは何を学ぶのかが重要

リスキリングでは何を学ぶのかがとても重要です。
なぜなら、新しい職業に就くためや、いまの業務がdx化などで代替された後も自分自身の能力を活かせるような職業に就く必要性があるためです。
例えば、資格取得は単純にリスキリングを指していません。何を学びどのように活かすのかが重要であり、資格をたくさん取得しても新しい職業に活かせない資格であれば取る意味は薄いでしょう。新しい業務に対応できなくてはなりません。
また、社員努力にとどまるのではなく企業側が仕掛けを行う必要性があります

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リスキリングの意味と定義

リスキリングの意味と定義として、リスキリングには学び直しという意味が含まれています。
また学び直しの対象は、あくまでもdx化などの新しい仕事に耐えうる内容となります。
学ぶ内容はマーケティングやプログラミングなど、ITを活用したものが中心です。

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リスキリングが注目されている社会的背景

「リスキリングが注目されている社会的背景は何なのだろうか」と気になりませんか。
リスキリングが注目されている社会的背景として、以下の背景があります。
・DX化
・働き方の多様化
それぞれについて解説します。

DX化

リスキリングが注目されている理由としてDX化推進の流れがあります。
DX化の推進によって、企業はITを活用するだけではなく、新しいビジネスを創出する必要性があるためです。
DX化に伴い、社員個人がスキルアップすることができる環境を企業が提供する必要性があります。

働き方の多様化

リスキリングが注目される背景には、働き方の多様化があります。
特にリモートワークの普及や雇用形態が多様化している現代では、これまでのような事業の進め方や社員教育では時代の変化に対応できなくなる可能性があります。
パソコンの操作に慣れた人材などIT化に対応できるような社員を確保していく必要性があります

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リスキリングとリカレントの違い

リスキリングとリカレントは同じ学び直しという意味を持っていますが、リカレントは一度会社から離れて大学などの教育機関で学びなおすということを指しています。
一方でリスキリングは、企業が従業員に対してこれから身に着けてもらう必要のある知識などを教育することを指します。
根本的に考え方が異なります。

リスキリングのメリット

「リスキリングのメリットはどのようなものなのだろうか」と気になりませんか。
リスキリングには以下のメリットがあります。
・生産性アップ
・斬新なアイデアが生まれる
・社員が定着し能力を伸ばす機会を得られる
それぞれについて解説します。

生産性アップ

リスキリングを行うことによって、生産性アップする可能性が高くなります。
なぜなら、リスキリングを行うことで社員の能力が上がるためです。
これまでできなかった業務を任せることができ、生産性が上がります。

斬新なアイデアが生まれる

リスキリングを行うことによって、斬新なアイデアが生まれる可能性があります。
なぜなら、リスキリングでは新しいITスキルを社員が身に着けるためです。
例えば、業務効率化のアイデアなどは社内ノウハウだけではなく注目されると商品となる可能性もあります。

社員が定着し能力を伸ばす機会を得られる

リスキリングを行うことによって、社員が定着し能力を伸ばす機会を得ることができます。
なぜなら、リスキリングではスキルが向上するためです。
会社の新しい業務に対応できる能力ができ、会社に社員が長く勤務することができます。

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リスキリングのデメリット

「リスキリングにはどのようなデメリットがあるのだろうか」と気になりませんか。
リスキリングには、以下のデメリットがあります。
・十分な制度ができない可能性がある
・教育担当者に十分なリソースが必要
それぞれについて解説します。

十分な制度ができない可能性がある

リスキリングのデメリットは社員に十分な教育制度を提供できない可能性があることです。
リスキリングはしっかりと考え抜いて新しい業務に対応できるような教育制度を考える必要性があるためです。
入念な計画を作る必要性があります。

教育担当者に十分なリソースが必要

リスキリングを社内リソースだけで行う場合、教育担当者に十分なリソースが必要となります。
なぜなら、本格的なdx教育を施そうと考えると、他の業務がある状態では専念できないためです。
仮に社内で教育を行う場合、教育担当者を完全に教育業務に専念できるような状態を作る必要性があります。

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リスキリングの実践方法

「リスキリングはどのように実践を進める方法があるの」と気になりませんか。
準備を含めて以下のような実践方法があります。
・制度整備
・社内の整備
・リスキリングのためのプログラムの実施
・長く継続してリスキリングに取り組む
・社外の人材などを活用する
それぞれについて解説します。

制度整備

リスキリングを実践するために、最初は制度整備をしましょう。
なぜなら、制度として教育の機会が保障されていなければ、教育を完遂できないことがあるためです。
必ず社内で制度化して教育を実施できるようにしましょう。

社内の整備

制度整備が終わったら社内の整備をするようにしましょう。
現在はeラーニングシステムなどがあるため、パソコンがあれば教育を受けられます。
もしもパソコンのない製造現場などがあれば社員がパソコンに迎えるような環境を整備してください。

リスキリングのためのプログラムの実施

どのような教育をするのかを計画し、リスキリングのためのプログラムを実施しましょう。
プログラムの中身をしっかりと理解してもらえるように実施することが重要です。
理解度に関して小テストを何回も挟むなどして、理解度を把握しましょう。

長く継続してリスキリングに取り組む

リスキリングには、長く継続して取り組むようにしましょう。
教育は長く継続して初めて結果が出るためです。
特にリスキリングはdxなど身に着けるまで時間がかかる内容です。
気持ちを切らすことなく続けましょう。

社外の人材などを活用する

社内で人材育成を考えるのではなく、工数が不足するようであれば社外の人材を講師に招くなどお願いするようにしましょう。
外部人材を活用することで新しい発見もあるためです。
社内中心でやるよりも社員も集中できる可能性があります。

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リスキリングの企業事例

「リスキリングを実施している企業事例について知りたい」と気になっていませんか。
リスキリングを実施している企業事例として、以下の企業事例があります。
・株式会社日立製作所
・富士通株式会社
それぞれについて解説します。

株式会社日立製作所

日経クロステックによると、株式会社日立製作所は全従業員にDX研修を行ったとのことです。
参考:日経クロステック 投資、設備から人材へ 日立が全16万人にDX研修
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63704500Q0A910C2MM8000/
株式会社日立製作所はグループ全16万人に対してデジタル教育を実施し、リスキリングを実践しています。

富士通株式会社

富士通株式会社の総合レポートによると、富士通株式者は、DX推進のための教育を実施しているとのことです。
参考:富士通株式会社 価値創造に向けた人材・組織の変革
https://pr.fujitsu.com/jp/ir/integratedrep/2021/pdf/05.pdf
リスキリングを積極的に行い社員への教育を実施しています。

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まとめ

今回は、リスキリングについて解説させて頂きました。
リスキリングは新しい仕事に従業員が適用し円滑に仕事が出来るように教育することを指しています。
これからのdx時代に必要不可欠な考え方です。


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HRコラム編集部

「CBASE 360°」は、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。

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