スマートフォン(スマホ)用アンケートフォーム作成のポイント
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モバイル端末の普及が進んだ現代では、若年層を中心として、パソコンを持たずにスマートフォン(スマホ)やタブレットを情報収集の手段とする方も少なくありません。
そのため、インターネット上で行われるWebアンケートに対して、スマホから回答する消費者の数も必然的に増加しました。
Webアンケートを実施する企業側としては、回答率アップの施策として、スマートフォン用アンケートフォームの準備が必須となりつつあります。
そこで今回は、スマートフォン用アンケートフォームを作成するときのポイントについてご紹介します。
スマホ画面の操作性について
パソコン用のアンケートフォームをスマートフォンで閲覧する際は、文字やマークが小さく表示されるため、画面を拡大して見る必要があります。
また、スマホ向けに最適化されていないラジオボタンなどを使用した選択肢や自由記述用に設けられたテキストボックスは、回答者にとって非常に操作しづらく不便です。
アンケート自体の操作性が悪い場合、調査対象者が設問への回答を中断してしまう可能性もあります。
そのためスマートフォン用アンケートフォームには、指を使ったタッチ操作に不都合が発生しないデザインが求められます。
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アンケートフォーム作成のポイント
スマートフォンの画面はパソコンのディスプレイより小さいため、一画面に表示できる情報量が少ないです。
そのためスマホ向けアンケートを作成する際は、設問の文章を可能な限り簡潔にまとめ、見やすく答えやすい印象になるようにデザインすることが大切になります。
特に選択肢にラジオボタンなどを使用する場合は、なるべく大きくボタン化し、選択した際に色が変わるような視覚的工夫も凝らす必要があります。
また、より操作しやすいアンケートフォームを作成するためには、スマホユーザーにとって親しみのあるデザインを取り入れることが不可欠です。
例えば、機能が簡潔に可視化されたアイコンや、横長の大きな長方形のボタンを設問に盛り込むことにより、より「スマホ的デザイン」のアンケートを作成することができるでしょう。
見慣れたデザインの画面を操作できる方が、スマホユーザーにとって利便性が高まります。
スマートフォン用アンケートフォームをデザインする際のポイントを以下にまとめます。
・文字やボタン類は画面を拡大しなくても見やすい大きさ・デザインにする
・選択肢などのボタンを指でマークできるサイズに揃える
・一画面に一つの質問を載せる
・リスト項目には必要な候補を揃え、入力の手間が増えないようにする
・横方向に長くなる段組み形式の文章は避ける
・スマホシステムのデザインと合わせ、見た目の違和感をなくす
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モバイル端末としての特性
主にスマートフォン向けアンケートの操作性やデザインについてご説明してきましたが、上記以外にも注意するべきポイントがあります。
例えば、ネットワークの回線速度が不安定になりやすいことや、屋外で使用される可能性が高いことなど、モバイル端末としての特性にも気を配らなくてはなりません。
回線速度が遅くなっても画面表示がされやすいよう、画像の多用は控える、また屋外でも見やすくなるよう、画面の背景色や文字の色の明るさを調整するなどの対策も必要です。
おわりに
少し工夫をすることにより、スマホ画面の操作性は大きく改善されます。
また、パソコンよりも画面の小さなスマートフォンでアンケートに回答する場合、余計な情報が目に入らなくなる分、回答者が直観的に選択肢を選ぶ確率も高くなると予想されます。
有意義なデータが得られるよう、目的に合ったアンケートフォームを作成してください。
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