お知らせ
CBASE 360° 新機能「感謝フィードバック」リリースのお知らせ
株式会社シーベース(本社:東京都新宿区/代表取締役社長 CEO:深井 幹雄)は、360度フィードバックシステム「CBASE 360°」の新機能として、「感謝フィードバック」機能をリリースしたことをお知らせいたします。
プレスリリースはこちら:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000035636.html
「感謝フィードバック」機能とは、360度フィードバックの結果レポートを受け取った評価対象者が、上司・部下・同僚などの回答者に対して、回答に対する感謝の気持ちや、内容をどのように受け止めたのか、さらに今後の行動目標についてなどのメッセージを送ることができる機能です。周囲からのフィードバックをしっかりと受け止め、今後の業務に活かしていく姿勢を自身の言葉で記載して伝えることにより、組織内に”フィードバックのループ”を根付かせ、風通し改善および効果的な協働の実現を目指します。
■開発背景
働き方に関する価値観の多様化や、コロナ禍でのリモートワークの浸透により、企業や組織におけるコミュニケーションや人事評価に関する課題は複雑化しています。これらの課題解決を目的として、6割以上の企業が360度フィードバックなどの組織開発の施策を導入していますが(2024年6月自社調べ)、被評価者が360度フィードバックの意義を実感し、自身の成長に活かせるかどうかは、その運用方法に依るところが大きいことがわかっています。また、回答者が実施意義を感じるためには、被評価者からの結果に対する行動や考え方の変化が影響することも明らかになっています。
しかしながら実態は、360度レポートの回答者が360度フィードバックについて悪いと思う点について回答した結果を見ると、「正直な評価が書きにくい」が約15%、「評価に対する報復・影響が心配である」が約10%、そして「評価結果がどう活用されているか分からない」が約16%(2024年6月自社調べ)といった結果が出ています。フィードバックされた被評価者がその内容をどのように受け止めているかが不明瞭なことで、せっかく時間を割いて回答した内容が一方通行となってしまい、回答する意義を感じづらくなっていることがわかります。このように、回答者が実施意義や効果を感じづらい状況だとフィードバックをし合う文化はなかなか根付かないため、360度フィードバックの運用における大きな課題となっています。さらに、被評価者のリアクションがないことが要因で、職場で360度フィードバックの施策に触れることがタブーになってしまうといったケースも散見されます。
以上の課題背景を受けて、新機能「感謝フィードバック」をリリースすることとなりました。被評価者が「回答してくれたことへの感謝の気持ちと、360度フィードバックの結果を受けて頑張ろうと思う」といった主旨のメッセージを全回答者に送ることで、フィードバック結果を受け止めたと伝えることが可能になります。
「CBASE 360°」では、組織における他者からのフィードバックを「ギフト」と捉え、お互いに感謝を伝え合う「フィードバックのループ」をカルチャーとして根付かせていくことを通じた企業の成長を目指しています。本機能の活用により、日常からさまざまなことをフィードバックし合い、風通しの良い職場環境を創る第一歩を踏み出す支援に繋げてまいります。
■新機能の概要
・対象者(被評価者)の操作
360度フィードバックのレポート閲覧後、システムから感謝フィードバックのコメントを入力できるようになります。誰が回答者であるかは、特定されない状態のままです。
自分の感謝フィードバックコメントを、回答者からもらった絵文字リアクションと合わせてシステム上で閲覧することも可能です。
・回答者操作
感謝フィードバックの入力期間以降、公開された被評価者(対象者)のコメントをシステム上で閲覧することができます。さらに、そのコメントに対して、絵文字によってリアクションを送ることができます。
回答者同士も誰が回答者であるかは特定されない状態です。
※使用する絵文字は本実装では1種類。なんの絵文字を使用するかは管理画面で設定可能
■リリース時期
2024年7月10日(水)
■お問い合わせ先
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