お知らせ

株式会社シーベース（本社：東京都新宿区／代表取締役社長 CEO：深井 幹雄）マネジメント業務に携わる約500名に対して「マネジメントが得意な業務」に関するアンケートを実施し、回答を得ましたので、お知らせいたします。

先行き不透明な時代における企業経営や事業拡大には、従業員と組織の成長が不可欠です。その成長を牽引するマネジメント層がどのようなミッションや業務を得意とし、逆に不得意と感じているのか、「マネジメントが得意・不得意な業務」についての調査結果で明らかになりました。

■調査結果　詳細

自身のマネジメントにおいて、比較的うまくいっていると思うことは何ですか？　

【全体】

「部下とのコミュニケーション（33%）」「部下に業務を割り当てる・任せる（30.7％）」「部下の目標達成・業務遂行のための支援（22.3%）」がトップ3の回答となり、部下に対して直接的に関与する業務を得意とする傾向があることがわかった。

一方で、「目標管理・評価のサイクル（8.8％）」「リスクマネジメント（9.6%）」「他部署との調整・交渉・連携（11.8%）」「担当組織のビジョン・戦略立案（13.1％）」が低い結果となったことから、中長期にわたり不確定要素が多い仕事を得意と回答するマネジメントは約１割程度にとどまる結果が明らかになった。

また、回答数の上限は設定されていなかったが、平均2.3個の回答となり、比較的うまくいっている得意な業務が2つほどであることもわかってきた。多様で多くのミッションに向き合うことをマネジメント層が求められている中で、少ない回答数となっていることに課題が存在していると考えられる。

【従業員規模別】

従業員規模別にみると、大規模企業ににおいて「部下のモチベート（23.8％）」「担当組織全体の方向づけ・まとめあげ（18.9％）」「目標管理・評価のサイクル（13.9%）」がほかの規模の企業と比較して多く回答を得られていることがわかった。

【年代別】

年代別に見てみると、「担当組織のビジョン・戦略立案」「目標設定や業務の計画」「部下に業務を割り当てる・任せる」「業務の進捗管理・軌道修正」「部下の成長促進」「担当組織全体の方向づけ・まとめあげ」の回答については60代の回答割合がトップとなり、ベテラン層が得意とする業務の多さや幅広さがうかがえる結果となった。

また、「担当組織内のコミュニケーションや協力の促進」については7ポイント以上の差をつけて30代の回答割合がトップとなったり、「他部署との調整・交渉・連携」においては40代がトップになるなど、年代別の得意な業務の差がある傾向も見られた。

【マネジメント経験年数別】

マネジメント経験年数別に見ると、「担当組織のビジョン・戦略立案」について得意と回答している割合は、経験年数が多いほど増加する傾向が明らかになった。経験年数が浅いほど部下の業務支援にフォーカスしがちとなり、ビジョン策定など抽象度が高く複雑度が増す業務には苦手意識を抱えている課題感が垣間見える結果となっている。

※調査結果を引用いただく際には出所として「株式会社シーベース」と明記をお願いいたします

■「360度調査」結果も公開中

2023年度版はこちらからダウンロードできます。
https://www.cbase.co.jp/download/3484/
2024年度版も近日公開予定です。

■調査概要

・調査手法：インターネットリサーチ
・都道府県：全国
・対象者、サンプル数：480サンプル
・実施日：2024年7月初旬

■お問い合わせ先

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