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「マネジメント層の職場づくり実態調査」〜第3弾〜 結果発表のお知らせ

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「フィードバックと対話で、すべての人と組織、社会をアップデートする」をミッションに掲げるHRサーベイクラウドサービスの株式会社シーベース(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:深井幹雄)は、マネジメント業務に携わる264名に対して「マネジメント層の職場づくり実態」に関するアンケートを実施し、回答を得ましたので、お知らせいたします。
先行き不透明な時代における企業経営や事業拡大には、従業員と組織の成長が不可欠です。その成長を牽引するマネジメント層がどのように職場づくりを行っているのか、ぜひ参考にしてみてください。

プレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000035636.html

■調査結果サマリー

本調査では、部下からのフィードバックを前向きに受け止めている管理職は約6割にのぼり、否定的な回答は7%未満と少数であることがわかりました。特に、事業部長クラスでは100%が前向きと回答しており、役職が上がるほど建設的に受け止めている傾向が見られました。一方で、係長・主任クラスではネガティブな回答が比較的多く、「他者のフィードバックに耳を傾ける姿勢」や「度量の差」、または「距離の近さの差」などが影響していると考えられます。また、周囲からのフィードバックを契機に行動変容を経験した管理職も半数を超えており、組織成長をする上で、部下からのフィードバックが有効であることが示されました。経験年数が浅い層では前向きな受け止めが難しい傾向があり、対話の機会創出が今後の鍵となると考えられます。

■調査結果 詳細

設問:部下から自分自身へのフィードバックや意見について、前向きに受け止めることが出来ますか?もっとも近いものを選んでください。

【全体】

全体の結果では、「とても前向きに受け止められる(8.3%)」「前向きに受け止められる(47.3%)」の回答が合わせて約6割となりました。「まったく前向きに受け止められない(3.4%)」「あまり前向きに受け止められない(2.7%)」といったフィードバックに対してネガティブな回答は合わせても7%未満にとどまり、部下からのフィードバックは多くの管理職がポジティブに受け止めている傾向が明らかになりました。

【役職別】

役職別に見てみると、前向きに受け止める回答の割合がもっとも高いのは「事業部長」で100%となりました。事業部長は責任を持つ事業範囲が明確であることから、事業を成長させるために必要な部下の意見を受け止める覚悟が決まっていること、部下からのフィードバックは事業運営の重要な意見ととらえていることが推測できます。ポジティブな回答の割合が多い役職は、次いで「部長」で6割以上、「経営者・役員」は5割強となりました。一方で、ネガティブな回答の割合がもっとも高いのは「係長・主任」で約1割となりました。プレイングマネージャーが多く部下とも距離が近いことなどが要因として考えられそうです。

【経験年数別】

経験年数別では、前向きに受け止める回答の割合がもっとも高いのは「1年以上3年未満」で約7割となりました。部下との距離が近く、年齢層も比較的若い層が多いことが要因として挙げられそうです。次いで「3年以上5年未満」が約65%、「10年以上」が約6割と続きます。また、「とても前向きに受け止められる」回答はもっとも多い一方で、ネガティブな回答の割合が最も多かったのも「1年未満」となりました。着任後すぐの状態での部下からのフィードバックには、どのような解釈をしてよいのか、まだ前向きにとらえきれていない傾向がうかがえます。

■設問:周囲(上司・同僚・部下)からのフィードバックをきっかけにして、自分自身の認識や行動を変えた経験はありますか?

全体

「たびたびある(22.3%)」「1,2回ある(28%)」を合わせると半数を超える結果となり、周囲のフィードバックをきっかけとして自身の変化に繋げているマネジメント層は2人に1人以上いることがわかりました。
「まったく変えることはない」の回答は3%となり、少数派であることもわかります。

【役職別】

役職別では、「経営者・役員」が「たびたびある」「1,2回ある」の合計割合が約6割でトップとなりました。次いで事業部長、部長と続き、フィードバックによる行動変容や意識変容の柔軟性は役職が上がるごとに上昇していることがわかります。
一方で、事業部長は「変えたことはあまりない」回答が33%と突出して多く、前設問の「フィードバックを前向きに受け止める」というスタンスはありつつも、自身の行動変容まで影響している経験を得た割合が少ないことも明らかになりました。

【マネジメント経験年数別】

マネジメント経験年数別に見てみると、「1年未満」が突出して行動変容している割合が少なく、「3年以上5年未満」「10年以上」「1年以上3年未満」の順に多いことが明らかになりました。経験年数の増加による影響の強さはわかりませんでしたが、「1年未満」のマネジメントにとってはまだフィードバックを受ける機会、対話の機会が少ないことが推測されます。着任初年から多様な周囲とのコミュニケーションを交わす機会の設定が望ましいと考えられそうです。

※調査結果を引用いただく際には出所として「株式会社シーベース」と明記をお願いいたします。

■「データでわかる! 360度フィードバック導入状況」の調査結果も公開中

2024年度版はこちらからダウンロードできます。ぜひご覧ください。
https://www.cbase.co.jp/download/7597/

■調査概要

・調査手法:インターネットリサーチ
・都道府県:全国
・対象者、サンプル数:250サンプル
・実施期間:2025年2月

■お問い合わせ先
サービスの導入・お問合せに関しては、下記フォーム、もしくはメールにてお問い合わせください。
URL:https://www.cbase.co.jp/contact/
Email:web_marketing@cbase.co.jp

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