お知らせ

株式会社シーベースは経営体制と事業開発の強化を目的として、中村和彦氏（南山大学　人文学部・心理人間学科　教授）を社外取締役に招聘したことをお知らせいたします。

→プレスリリースはこちら：シーベース、社外取締役に組織開発を専門とする南山大学教授の中村和彦氏が就任

■就任の背景

当社は、360度フィードバックサービス「CBASE360」を中心に、人と組織が成長し続ける仕組みづくりやお客様の組織開発への貢献を通じて、ミッションである「フィードバックと対話で、すべての人と組織、社会をアップデートする」の実現を目指しております。この度、組織のあり方やマネジメントの役割が急速に変化している中で、さらなるサービスのソリューション力の向上ならびに事業拡大に向けて、組織開発を専門とする中村氏に当社経営に参画いただく運びとなりました。

中村氏は、日本における組織開発論の第一人者であり、組織開発をテーマとする著書も多数あります。様々な現場における実践に携わるとともに、実践と研究のリンクをめざしたアクションリサーチに取り組む中村氏の就任により、当社事業の根幹である組織開発領域をサポートいただき、事業のさらなる進化を目指してまいります。

■中村和彦氏　プロフィール

南山大学人文学部心理人間学科教授

日本における組織開発の第一人者。トレーニングや組織開発コンサルティングなど、様々な現場における実践や組織開発実践者の養成に携わるとともに、実践と研究のリンクをめざしたアクションリサーチに取り組む。

書籍：入門 組織開発～活き活きと働ける職場をつくる～　他

■中村氏　就任コメント

現代の日本企業、組織が抱える課題感は、一言では表せないほど複雑で多様化しています。そのような中で多くの組織に共通する課題として挙げられるのは、組織における「対話不足」と言えます。個業化が進みリモートワークが浸透した今、チームメンバー同士の対話を意図的に生み出し、メンバー自ら組織を良くする過程を創り出すことが、組織全体の成長を促す重要なマネジメント施策となっています。360度フィードバックも、これまではマネジメント人材が成長するための人材開発を目的とした活用が一般的でした。今後は、マネジャーが職場や組織をよくするだけではなく、マネジャーとメンバーたちが対話を通して自分たちで職場や組織を良くしていく、組織開発の取り組みが欠かせないものになっていくと考えます。

しかしながら、ツール導入や組織開発の専門部署を設置するなどの取り組みが進む一方で、現場における対話の実行率がなかなか上がらないことに頭を悩ませている経営や人事担当者は多くいます。

シーベースは、そのような悩める組織に対話を生み出すために伴走し、多くの企業に貢献できる可能性を持つ企業だと感じています。代表の深井さん、会長の本郷さんをはじめ、自組織が変わるためにトップ自らが学び、行動を変えて、自社を実験会社として日々アイデアを生み出し、挑戦を続けています。以前から代表や会長とお話しするたびに私自身が刺激をいただいてきました。今後の取り組みを一緒に行うことを通じて、多くの企業の成長に貢献していきたいです。

■シーベース代表　深井コメント

組織開発の第一人者である中村先生に、この度社外取締役として経営に参画していただけたことを大変嬉しく思っています。数年前から、事業やサービスについて中村先生から理論と実践を踏まえたアドバイスをいただき、当社の成長を支えていただいております。今後はさらに知見をいただきながら、ミッションである「フィードバックと対話で、すべての人と組織、社会をアップデートする」を体現できる事業を共に創っていけることを楽しみにしております。

■360度フィードバックサービス「CBASE 360 」について

「CBASE 360」は、業界トップクラスの導入実績を誇り、リピート率95％、年間回答人数約80万人以上が利用するクラウド型の360度評価システムです。360度評価は、一緒に働く他者からのフィードバックのため納得性が高く、本人に“気づき”を与える上で効果的な組織開発、人材育成の手法として有効とされ、多くの企業、組織で活用いただいています。

2022年11月28日に発表したサービスリニューアルにより、企業や組織にて「CBASE 360」を活用いただくことで、360度フィードバックを起点としたあらゆる組織の自律的成長を支える「気づき・行動化・習慣化」サイクルの実装が可能となっています。これらのクラウドサービスとコンサルティングサービスをかけあわせ、お客様が自組織の成長に向けて継続的なアップデートをするための基盤づくりの支援ができるように、さらなる価値提供の向上に努めています。